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正しく使えてる？柔軟剤の使い方や選び方を紹介

2025.02.27住まいのコツ

洗濯の際に衣類を柔らかく仕上げるために使う柔軟剤。最近の柔軟剤は、さまざまな機能性が加わり進化しています。そこで今回は、柔軟剤の効果や使い方、選び方について紹介します。

柔らかくするだけじゃない！柔軟剤を使う3つの効果

柔軟剤の本来の役割は、洗濯すると硬くなってしまいがちな衣類を、柔らかく仕上げることでした。しかし最近の柔軟剤には、本来の用途以外の効果がプラスされています。

どんな効果があるのか、見ていきましょう。

・静電気防止
柔軟剤を使うと、繊維の表面がなめらかになり、静電気の発生が抑えられます。

また、柔軟剤に含まれる界面活性剤という成分には、静電気を防ぐ性質があります。界面活性剤が繊維の表面を覆うことで、静電気が発生しても、外に逃がしてくれるのです。

静電気が抑えられると、衣類にホコリや花粉が付きにくくなりますよ◎

・消臭や抗菌作用
部屋干しや夜干しをすると、外干しのように、洗濯物を風や太陽にさらすことができず、イヤな臭いが残ってしまうことがありますよね。

そんなときには、消臭効果や抗菌作用のある柔軟剤がおすすめ。菌の増殖を抑え、イヤな臭いが気にならなくなります◎

・香り付け
近頃では、さまざまな香りの柔軟剤があり、香り付けの目的で使う人が増えています。

自分好みの香りを衣類にまとわせることで、気分よく過ごせるでしょう。いろんな香りを試してみるのも楽しいですよね♪

ただ、中には香りの強すぎる柔軟剤もあります。周りの人に健康被害を及ぼすリスクもあるので、注意しましょう。

気をつけよう！柔軟剤の正しい使い方と注意点

ここでは、最も一般的な、液体状の柔軟剤について、使い方を紹介します。

洗濯機で洗濯をする場合、柔軟剤は洗濯を始める前に、柔軟剤用の投入口に入れます。正しい投入口に入れれば、「洗い」ではなく「すすぎ」のタイミングで、柔軟剤が入ります。

投入口は、縦型、ドラム式のどちらでも、洗濯機の上部に設けられていることがほとんどです。投入口がない場合には、「洗い」より後の「すすぎ」のタイミングで入れましょう。

注意点は、洗剤と柔軟剤を入れるタイミングです。洗剤と柔軟剤を同じタイミングで一緒に入れると、それぞれの効果を打ち消し合ってしまいます。

また、最近の洗濯機では、すすぎを1回で済ませるコースや、洗剤にも、1回のすすぎでOKとする商品がありますが、柔軟剤を使うときには、すすぎを2回するようにしましょう。

すすぎを2回繰り返すことで、洗剤の成分がしっかり洗い流され、柔軟剤の効果が最大限に発揮されます◎

柔らかくするだけじゃない！柔軟剤を使う3つの効果

最後に、柔軟剤の種類と選び方を説明します。

・液体タイプ
最も一般的なのが、ボトルに入った液体状の柔軟剤です。

洗濯機を使うときはもちろん、手洗いにも使える汎用性の高さが魅力です。機能性や香りの選択肢もどんどん増えており、自分に合った商品を探す楽しみもありますね♪

・シートタイプ
柔軟剤シートは、主に乾燥機で使われる、シートタイプの柔軟剤。「ドライヤーシート」や「香りシート」と呼ばれることもあります。

独立した乾燥機や、ドラム式洗濯機で乾燥機能を使うときに、洗濯物の中に入れて使います。なかには乾燥による静電気やシワ、布の傷みを抑える商品もありますよ◎

・粒タイプ
粒やビーズ状の柔軟剤には、本来の柔軟剤のように、洗濯物を柔らかく仕上げる効果はほとんどなく、消臭や抗菌、香りづけを目的として使われます。

液体状やシート状の柔軟剤と組み合わせて使うのが、一般的です。

液体状の柔軟剤と違い、吸水力に優れているため、洗濯槽に入れた洗濯物の上に直接入れて、洗剤と同じタイミングで使えます。

洗濯をするとき、柔軟剤を使っていますか？最近の柔軟剤は、衣類が柔らかく仕上がるだけでなく、静電気防止や消臭効果があるものも増えています。ステキな香りが付けられる商品もたくさんあるので、自分好みの柔軟剤を探してみるのも楽しいですよ♪

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