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間取りについてもっと知ろう!1R、1DK、1LDKの違い
2024.03.21住まいのコツ
お部屋探しのときによく聞く、1R、1DK、1LDKなどの用語。聞いたことはあるけれど、詳しくはわからない、という人も多いのではないでしょうか? 基本的な違いを知って、自分のライフスタイルにはどれが合うのか、考えてみましょう。
知っておきたい間取りの略語!「LDK」と「DK」の違いは?
一人暮らしにおすすめの間取りとして聞くことの多い、1R、1DK、1LDK。そもそも「D」や「K」は何の略語なのでしょうか?
それぞれ、以下の略語になっています。
R=ルーム
L=リビング
D=ダイニング
K=キッチン
これらを組み合わせて、
1R=キッチンが独立していない部屋
1K=1部屋+キッチン
1DK=1部屋+ダイニングキッチン
1LDK=1部屋+リビングダイニングキッチン
となります。
ちょっとわかりにくいのは「DK」と「LDK」の違い。「LDK」はリビングとダイニングとキッチンが一緒になった部屋のため、ある程度の広さが求められます。そのため、以下のように不動産公正取引協議会連合会で一定の基準が決められているのです。
1DK:キッチンのある部屋が4.5畳以上
1LDK:キッチンのある部屋が8畳以上
安価な家賃とシンプルさが魅力!1Rの特徴とメリット
ワンルームは、居室とキッチンとの仕切りがなく、一体化した間取りを指します。
ワンルームは、他の間取りに比べて家賃が安価であることが大きな魅力です。一つの部屋で生活のすべてをこなすため、光熱費も抑えられます。また、掃除や片付けがしやすいことも、忙しい学生や社会人にとっては大きなメリットです。
さらに、生活に必要なものがすぐ手の届くところにあるため、生活がシンプルになります。限られた空間の中で機能的な生活を求める人にとっては、理想的な選択肢といえるでしょう。
知っておきたい間取りの略語!「LDK」と「DK」の違いは?
1DKは、居室に加えて、ダイニングキッチンが独立している間取りです。ある程度の広さがあるダイニングキッチンであれば、ダイニングテーブルを置くこともできます。
1DKの最大の魅力は、生活空間と調理・食事をする空間がしっかりと分けられている点にあります。料理中の匂いや煙が部屋中に広がるのを防ぐことができ、寝室に食べ物を持ち込まずに済みます。
また、ダイニングスペースは作業スペースにもなり、在宅ワークや趣味の時間を過ごす場所としても活用できます。
家で食事をすることが多い人や、料理をすることが多い人におすすめです。一人暮らしだけでなく、カップルでの生活にも適しており、少し広めの空間を求める人にも人気です。
ゆったりだんらんを楽しみたい!1LDKの特徴とメリット
1LDKは、リビングとダイニングが一体化した広めの空間にキッチンが隣接している間取りです。
調理・食事をする空間に加えて、リビングとしてくつろぐスペースができるため、もう一部屋を寝室としてしっかり分けることができます。一人暮らしに限らず、カップルや家族で借りることもあります。
また、キッチンがリビングスペースに開かれている設計は、料理をしながら会話を楽しめるため、友人や家族を頻繁に自宅に招きたい人にもおすすめです。充分なスペースがあるため、家具をたくさん置きたい人や物が多い人にも向いています。
1R、1DK、1LDK、それぞれに特徴とメリット、向いているライフスタイルがあります。家賃の予算や家の中での過ごし方、生活のなかで大切にしたいことなどを考えながら、自分に合った間取りを探してみてくださいね。