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博多から1駅！吉塚市場リトルアジアマーケットの魅力

2024.03.14ローカル情報

JR博多駅からたった1駅、JR吉塚駅から歩いて10分。異国情緒あふれる空間「吉塚市場リトルアジアマーケット」が話題です。その魅力を紹介します。

「吉塚市場リトルアジアマーケット」とは？

福岡市博多区にあり、70年超の歴史を持つ吉塚商店街。昭和の最盛期にはたくさんの店が軒を連ね、にぎわっていましたが、時代の流れとともに店舗の数も減り「シャッター商店街」となりつつありました。

吉塚市場リトルアジアマーケットは、そんな吉塚商店街を再生しようと2019年から始まったプロジェクト。近隣に住む外国人留学生や技能実習生が多く買い物に来ることにヒントを得て、「共生と共修」のまちづくりを目指しています。

アジアに特化した店舗の誘致を行い、アジア各国の飲食店や商品が集まるマーケットとしてリニューアルしました。

JR吉塚駅から徒歩10分の距離にあり、地元で異国情緒を感じられる場所として、話題のスポットとなっています。

食の魅力：アジア各国の料理が味わえる

吉塚市場リトルアジアマーケットでは、ほかではなかなか食べられない、本場のアジア料理を食べることができます。

・北ベトナム料理フォーコ店
最近話題のバインミーなどベトナム料理が食べられるお店です。バインミーは、パンにお肉や野菜をたっぷり挟んだベトナム風サンドイッチ。お肉がゴロゴロ入ったスパイシーな味わいです。テイクアウトもできます。

・韓国料理「KOREAN DINING LEE（コリアンダイニング・リー）」
サムギョプサルをはじめとした本格的な韓国料理のお店です。ランチでは、おすすめのテールスープ定食のほか、ボリュームたっぷりのスンドゥブチゲ定食などがリーズナブルな価格で味わえます。

このほかにも、ネパール料理や中国点心などの飲食店が点在しています。

「吉塚市場リトルアジアマーケット」とは？

アジア各国の食材や日用品のほか、老舗の味が楽しめるのも吉塚市場リトルアジアマーケットの魅力の一つです。

・アジア物産店「エーヤワディー」
ミャンマーを中心に、アジア各国の食材や日用品、アクセサリーを販売しています。吉塚市場リトルアジアマーケットオリジナルの「リトルアジアカレー」もこのお店で手に入りますので、お土産に購入してみてはいかがでしょうか？

・博多華味鳥の始祖「復刻とり善」
福岡の有名鶏肉ブランド「華味鳥」。吉塚商店街の鶏肉販売店「とり善」が養鶏を始め、つくりあげたものです。一時は閉店したものの、リトルアジアマーケットのオープンとともに惣菜店として復刻。名物の「オイル焼」はぜひ買って帰りたい一品です。

このほか、鮮魚店や青果店、豆腐店などが軒を連ね、地元住民の食を支える商店街としての役割も果たしています。

アジアを感じられるイベントの開催や参拝スポットも

吉塚市場リトルアジアマーケット内の多目的スペース「アジアンプラザ」では、地域で生活している外国人との交流イベントをはじめ、さまざまなイベントが開催されています。

旧正月やはなまつりなど、各国の季節の催事に合わせたイベントも開催されています。アジア各国の文化にスポットを当てたイベントは、日本国内では貴重なもの。直近のイベントは公式サイトや公式SNSでチェックしてくださいね。

また、アジアから日本へ来ている外国人の心のよりどころとして、ミャンマーから来たお釈迦（しゃか）様が建立されました。全長2mを超える金色のお釈迦様は見ごたえあり。アジアのお釈迦様をお参りしてみてはいかがでしょうか？

吉塚市場リトルアジアマーケット
住所（事務局）：福岡市博多区吉塚1－14－15
URL：https://yoshiduka-yla.com/

地元にいながらアジア旅行気分が味わえる、吉塚市場リトルアジアマーケット。歴史のある商店街とアジアの融合は独特で、今後どんなお店が増えるのかも気になります。訪ねてみたら、今まで知らなかったアジアの味や文化に触れることができるかもしれません。今度の週末のおでかけにいかがですか？

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