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寒い季節の強い味方!冬に食べたい温活食材&飲み物

2024.02.15生活のお役立ち情報

寒い季節の強い味方!冬に食べたい温活食材&飲み物

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寒さが厳しい季節。風邪や感染症も流行しやすくなりますよね。この記事では、冬を健康に乗り切るため、体を内側から温める食材や飲み物を紹介します。

体を温めたほうがいい理由とは?

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風邪や感染症の原因となるウイルスや細菌から、体を守る免疫機能。体が温まると血行が良くなり、免疫機能が改善され、体の抵抗力アップにつながるといわれています。

また、寒くなると体が縮こまって、肩や首のコリを感じやすいもの。体温を上げて血行を良くすることで、コリや緊張をほぐす効果が期待できます。

運動や入浴でも体温を上げることができますが、毎日体内に取り入れる食事の影響力はとても大きいもの。体を温める食材を積極的に取り入れ、寒さに負けない体を作りましょう。

体を温める食材といえば、やっぱり生姜

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体を温める食材としてよく知られているのは生姜です。

生姜に含まれるジンゲロールという成分は、加熱したり乾燥させたりすると、ショウガオールという成分に変化します。このショウガオールが血管を拡張させ、血行を良くするのです。

そのため、生で食べるよりも、乾燥・加熱した生姜のほうが体を温めてくれます。

生姜を使ったレシピには、定番の生姜焼き、餃子、鶏そぼろと、さまざまなものがあります。生姜の佃煮や食べる生姜など、ご飯のお供系の商品も出ていますね。また、スープ、甘酒、紅茶などの飲み物に生姜を入れるのもおすすめですよ!

体を温めたほうがいい理由とは?

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野菜には、体を温めるものと冷やすものがあります。例外もありますが、おおよその見分け方を覚えておくと、食材選びに困りません。体を温める野菜の特徴を確認してみましょう。

・冬が旬の野菜
一般的に、寒い冬に収穫される野菜は体を温めてくれると言われています。大根、白菜、ネギなどは代表的な冬野菜です。

・地中で育つ野菜
地上に実がなる野菜よりも、土の中で育つ野菜のほうが体を温める栄養素を多く含んでいます。レンコン、ゴボウ、カブなどは地中で育つ野菜です。

・暖色の野菜
ニンジンやカボチャなどの暖かい色の野菜も体を温めてくれます。ただし赤いトマトは例外で、体を冷やしてしまいます。

なお、体を冷やす野菜でも煮込んだり、加熱したりすると体を温めてくれるようになります。鍋物やスープ、温野菜など、冬は加熱して食べるのがおすすめです。

酵素パワーで体温を上げる発酵食品

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発酵食品に含まれる酵素は、体の代謝を活発にし、血行を改善して、体温を上昇させる効果があります。みそ、納豆、キムチ、チーズ、ヨーグルトなどの発酵食品は、免疫力を高める効果も期待でき、冬の寒さに対抗するのに最適です。

発酵させてつくる、日本酒や紹興酒などのお酒も体を温めてくれます。

発酵食品を、生姜や体を温めてくれる野菜と組み合わせて調理するのもいいでしょう。ネギや根菜をたっぷり使ったみそ汁、豚肉と白菜のキムチ鍋などはいかがでしょうか?

ポリフェノールの血管拡張作用にも注目

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ポリフェノールには血管を拡張する作用があり、血流を改善して体を温める効果が期待できます。赤ワインや緑茶、ココアに豊富に含まれるポリフェノールは、冷え性の改善にも役立ちます。

赤ワインは、温めてホットワインにして飲むと、さらに効果アップ。体を温めるスパイス、シナモンやクローブを加えてみるのもいいですね。

ココアには、カカオポリフェノールのほか、血管を拡張するテオブロミンが入っています。カフェインが少なく、夜間の睡眠の妨げになりにくいので、寒い夜に飲んでもいいですね!

体を温める食材や飲み物について紹介しました。食事は毎日体に取り入れるもの。継続的に取り組めば、冷え性の改善や免疫力向上による健康効果が期待できます。バランスのとれた食事をして、寒い季節も元気に過ごしましょう!

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