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新酒の季節がやってきた!城島酒蔵びらきの楽しみ方

2024.02.08季節のイベント

新酒の季節がやってきた!城島酒蔵びらきの楽しみ方

画像出典:福岡県観光連盟提供

古くから福岡の酒どころとして知られる、久留米にある城島エリア。新酒の季節には「城島酒蔵びらき」が開催され、大勢の人でにぎわいます。今年の酒蔵びらきの開催予定日は、2月17、18日。個性あふれる8つの蔵元が参加予定です!

酒どころとして有名!久留米の城島ってどんな場所?

新酒の季節がやってきた!城島酒蔵びらきの楽しみ方

画像出典:城島酒蔵びらき公式Facebook

城島は久留米市の城島町・三潴町を中心とする地域一帯を指す、日本有数の酒どころです。

城島で酒造りが始まったのは江戸時代中期ごろ。筑後川の軟水と、筑紫平野で育てられたお米、木樽の原料となる日田杉など、豊かな自然の恵みを受けて、柔らかくすっきりとした日本酒が造られてきました。

今でも城島には多くの酒造があり、それぞれの蔵元が日々個性を磨いています。各蔵の新酒を飲み歩く城島酒蔵びらきは例年、2日間で10万人以上もの人が訪れます。

今年の酒蔵びらきのメイン会場は、久留米市城島町の「町民の森公園」。6つの蔵元が開放する酒蔵会場を巡ることもできます。

会場へは、なるべく公共交通機関を使いましょう。西鉄三潴駅とJR久留米駅からは会場までの無料シャトルバスがありますよ。

「城島酒蔵びらき」では何ができるの?

新酒の季節がやってきた!城島酒蔵びらきの楽しみ方

画像出典:城島酒蔵びらき公式Facebook

ここでは、城島酒蔵びらきで行われるイベントについて、紹介します。

・城島の酒飲みくらべ
飲み比べは、メイン会場となる「町民の森公園」で開催される、酒蔵びらきのメインイベント。毎年1万人以上の人が利用する、人気コーナーです。

飲み比べをするには、1500円の有料チケットを購入します。チケットは14枚綴りで、お猪口付き。このお猪口で、約40銘柄のお酒を飲み比べることができます。

必要になるチケットの枚数は、お酒のランクによって異なります。ラインナップは公式サイトでチェックしてくださいね。

・角打ちコーナー
メイン会場には、角打ちコーナーも。城島酒蔵びらきの角打ちは、カウンターを挟んで、お酒を注いでもらうスタイルです。

カウンターでそのままお酒を味わうこともでき、お酒好きたちの、憩いの場となっていますよ♪

・酒蔵見学
今年は6つの蔵元が酒蔵を開放する予定で、普段入ることのできない酒蔵の中を見学できます。

各蔵がお酒だけでなく、おつまみになるグルメや、趣向を凝らしたイベントも開催しています。気になった蔵元があれば、ぜひ訪れてみてくださいね。

酒どころとして有名!久留米の城島ってどんな場所?

新酒の季節がやってきた!城島酒蔵びらきの楽しみ方

画像出典:城島酒蔵びらき公式Facebook

城島酒蔵びらきで楽しめるのは、お酒だけじゃありません。お酒を飲めない方でも、さまざまなグルメが楽しめます◎

今回はその中から、おすすめグルメをピックアップして紹介します。まずはメイン会場となる町民の森公園で楽しめる、3つのご当地グルメです。

地元城島の「末次ホルモン」は、ホルモン炒めで出店。食欲を刺激する、香ばしい匂いがたまりません。

大川市にある蒲鉾屋「志岐蒲鉾本店」のちぎり天は、かわいい一口サイズ。お酒のつまみにぴったりだと、毎年好評です。

お酒を一通り楽しんだら、城島にある製麺所「田中製麺」の釜揚げにゅうめんで、ちょっと休憩。優しい味で、身も心も温まりますよ♪

おすすめグルメその2【酒蔵会場の蔵元グルメ】

新酒の季節がやってきた!城島酒蔵びらきの楽しみ方

画像出典:城島酒蔵びらき公式Facebook

酒蔵見学のできる蔵元でも、それぞれに個性あるグルメが楽しめますよ。ここでは、2つの蔵元グルメを紹介します。

・「花の露」のおまんじゅう
江戸時代中期に創業した「花の露」は、軟水仕込みの柔らかいお酒を造っている蔵元。酒蔵見学では、蔵びらき限定でしぼりたて生原酒が味わえます。

こちらでおすすめのグルメが、酒造りで培われた発酵技術で作られる、おまんじゅう。

酒蔵見学では肉まん、酒まんじゅうのほか、あんまん、カレーまんも楽しめます。自家製のもっちりした生地のおまんじゅうを堪能してくださいね♪

花の露
住所:福岡県久留米市城島町城島223-1

・「池亀酒造」の甘酒ソフトクリーム
明治8年創業の「池亀酒造」は、個性的な酒造りが魅力の蔵元。黒麹仕込みの純米吟醸酒や、ゼリー梅酒などのラインナップで、幅広い層に人気です。

敷地内の直売所で人気なのが、ノンアルコールの甘酒ソフトクリーム。ほんのり麹の香りがする、甘さ控えめで大人向きのスイーツです。酔い覚ましにもぴったりですよ♪

池亀酒造
住所:福岡県久留米市三潴町草場545

お酒好きの間でよく知られる「城島酒蔵びらき」。飲んでよし、食べてもよしの、地域密着型イベントです。お酒好きの人も、そうでない人も、ほろ酔い気分で楽しめますよ。蔵元8つが参加する、九州最大級の新酒イベントに、あなたもぜひ参加してみませんか?

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