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一人暮らしのキッチンを使いこなす! 省スペースな収納術
2023.07.06住まいのコツ
一人暮らしのお部屋のキッチンって、コンパクトなつくりになっていることが多いですよね。でも、ちょっとした工夫さえすれば、限られたスペースでも、快適にすっきりと使うことができますよ◎ 今回は、キッチンの場所別に、収納のコツや便利なアイテムを紹介します。
まずはここを押さえよう! キッチンを快適に使うためのポイント
まずはキッチンを広く使うためのポイントを紹介します。
・使用頻度の高いアイテムだけに絞る
まずは食器やカトラリー、調理器具などのキッチンで使うアイテムを、使用頻度の高いものだけに絞ります。
おうちのキッチンに、年に数回など、滅多に使わないアイテムはありませんか? もしそういうものがあれば、思い切って手放しましょう。
・1つの用途にしか使えない便利グッズは持たない
キッチンで使える便利グッズには、さまざまな種類があり、100円ショップなどでも簡単に手に入ります。でも、その便利グッズ、本当に必要ですか?
特に注目してほしいのは、1つの用途にしか使えないグッズです。例えば特定の食材だけに使うピーラーやスライサー、限られた場所でしか使えない収納グッズなどは、持たないようにしましょう。1つで複数の用途をこなせるグッズと置き換えれば、その分スペースを節約できます◎
・収納を考えてアイテムを選ぶ
キッチンで使うアイテムは、収納のしやすいものを選びましょう。例えば、お玉やフライ返しなどのキッチンツールなら、自立するか、吊るせる穴がついているタイプがおすすめ。食器や鍋、フライパンなら、重ねてコンパクトにしまえるようなものが便利です♪
【キッチン場所別・収納術①】吊り戸棚の活用法
ここからは、場所別に収納のアイデアを紹介していきます。まずは、キッチン上部に取り付けられていることの多い、吊り戸棚の活用法です。
吊り戸棚は高い場所にあるので、軽いものを収納するのがおすすめです。手前には食器類、奥には使用頻度の低いグッズを入れましょう。立ててしまえるケースを使えば、食器を1枚ずつ取り出せます。
扉のある吊り戸棚の下に、オープン棚がある場合には、特に使用頻度の高いものをしまいましょう。ラップやキッチンペーパー、よく使う調味料、お皿やコップを厳選して置いてもいいかもしれませんね♪
まずはここを押さえよう! キッチンを快適に使うためのポイント
次にシンク下収納の活用法を紹介します。シンク下収納は、低い位置にあるため、重たくてかさばるもの、あるいは使い勝手がいいように、シンクの中で使うものを収納するのがおすすめです。
例えば調味料や食材のストックのほか、鍋、フライパンなどの調理器具、ざるやボウルなどを収納します。広めのスペースなので、ラックを置いて上下2段に分け、上手に活用しましょう。鍋やフライパンの蓋は、立てて収納すると省スペースです◎
【キッチン場所別・収納術③】シンク・コンロ回りの使い方
最後に、シンク回りやコンロ回りの使い方を紹介します。
シンク内には三角コーナーを置かず、スペースを確保しましょう。使い捨ての生ごみ袋で代用するのがおすすめです。
水切りカゴは、シンクをまたぐ形で設置したり、シンク奥のスペースに突っ張り棒で設置したりするタイプが便利です。使わないときはたたんでおけるタイプも、スペース確保に役立ちますよ。
レンジフードには、フックやメッシュパネルをかけて、調理器具をつるして収納しましょう。レンジ回りのスペースが広く取れます。つるす収納は、お玉やスパチュラなど、よく使う調理器具の収納にぴったりです◎
冷蔵庫やレンジなど、家電の上のスペースを活用するのも忘れずに。磁石がくっつくなら、マグネット収納グッズがとても便利に使えます。
たとえコンパクトなつくりのキッチンでも、モノに対する考え方やモノの持ち方を変えると、しっかりと作業スペースを確保できます。さらにそれぞれの場所に効果的な、収納法やアイテムを活用すれば、とても便利にキッチンが使えますよ♪ ぜひ試してみてくださいね。