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家計簿で貯金体質になれる! 挫折せずに続けるコツって?
2023.01.19生活のお役立ち情報
「給料は月末にはいつもなくなってしまう」のはもったいない! きちんと家計管理すれば、貯金もできるようになりますよ。今回の記事では、挫折せず、貯金体質になれる家計簿の付け方をご紹介。キャッシュレスの活用方法も必見です◎
家計簿は目標に向けて長く続けることが大切!
「家計簿を付けよう!」と一念発起したものの、数カ月で断念した経験はありませんか? それは家計簿を付ける作業を、必要以上に重荷に感じているからかもしれません。
家計簿は毎日付けないといけない、きれいに、1円単位で、間違いなく書かなければ…このように家計簿を完璧に付けようとすると、家計簿を書く行為そのものが目的になってしまいます。
家計簿は完璧に付けなくても大丈夫。家計簿は、何らかの目標を達成するための手段に過ぎません。本来の目標を達成するために最も大切なのは、継続することです。
また、家計簿を始めるなら、具体的な目標額と、達成したい年月を決めましょう。例えば欲しいものがある、旅行に行きたい、将来のための貯金がしたいなど…ハッキリした目標があると、モチベーションが上がりますよ♪
長く続けられる家計簿の付け方【準備編】
次に長く続けられる家計簿の付け方を、手順に沿って解説します。まずは準備編です。
(1)収入を記入する
まずは給与の手取り額を記入します。毎月大体同じ額の収入が見込める場合には、いくらの金額で記入するか決め、先々まで記入してしまって構いません。
(2)固定費の月々の額を記入する
固定費とは、毎月同じだけ必要となる費用のこと。具体的には家賃や光熱費、通信費などを指します。貯金額をここに含めてしまえば、確実に貯金ができますよ。固定費は毎月同じ金額なので、先々まで記入できます。
(3)収入から固定費を引いた額を予算とする
(1)の収入から(2)の固定費を引いた額が、月々使える予算です。毎月の出費を予算内に抑えるのが、最低ラインの目標です。固定費に貯金額を含めない場合、予算で浮いたお金が貯金などに回せます。
家計簿は目標に向けて長く続けることが大切!
前章で家計簿を付ける準備が整ったら、実際に付けていきます。とてもシンプルな方法なので、試してみてくださいね。
(1)日々の出費を記録する
日々の出費の記録は、買い物をしたらレシートを取っておくところから始めます。集めたレシートは、週に1回ほどのペースで合計額を出しましょう。
計算はざっくりと費用感が分かればOK。項目も「食費・日用品・その他」程度に大まかに分けるだけで問題ありません。月末に月の出費を合算します。
(2)内容をまとめて振り返り、分析・活用する
ここまでの手順通りに、2〜3カ月続けて家計簿を付ければ、月々に入るお金と出ていくお金の大体の感覚がつかめているはずです。自分が何にどのくらいお金を使っているのか、無駄遣いはしていないかなど、振り返ってみましょう。
キャッシュレス決済は家計簿にどう付ける?
最近では電子マネーやクレジットカードで支払いのできるお店が増えてきています。キャッシュレスをうまく使いこなせば、現金よりお得な買い物ができる場合も。ここではキャッシュレス決済を家計簿に付ける、おすすめの方法をご紹介します。
・電子マネー
お金をチャージして使う電子マネーの場合、家計簿にはチャージした金額を付けるとラクです。電子マネーの場合、内訳は後からアプリなどで確認できるため、細かい費目の記録は必須ではありません。
・クレジットカード
クレジットカードで支払いをする場合には、買い物をする都度、家計簿に付けましょう。クレジットカードの引き落とし日は、お店によって異なり、月をまたぐこともあります。そうなると、出費の把握が難しくなってしまうので、買い物ごとに記入した方がシンプルです。
キャッシュレスをよく使うなら家計簿アプリが便利!
普段からキャッシュレス決済をよく使うなら、家計簿アプリの活用をするのも一つの手です。家計簿アプリには以下のようなメリットがありますよ◎
・スマホで気軽に付けられる
家計簿アプリなら、スマホでいつでもどこでも簡単に入力できます。思い立ったらすぐ入れられるので、記入漏れが少なくなりますよ。
・電子マネーやクレジットカード、銀行口座と紐付けられる
家計簿アプリならではの特徴として、キャッシュレス決済や、銀行口座との紐付けが挙げられます。キャッシュレスで使ったお金のほか、銀行の引き落としや残高も自動で反映され、とても便利です。
・自動でグラフ化や分析してくれる
家計簿アプリなら、収入や支出をグラフで示したり、何にどれだけのお金を使っているのか分析したりしてくれます。家計の状態がひと目で分かり、管理がグッと手軽になりますよ◎
家計簿を付ける時には、完璧をめざす必要はありません。家計簿は手段であって、目的ではないからです。長く続けられるように、簡単でシンプルな付け方をしましょう。普段キャッシュレス決済をよく使うなら、家計簿アプリもおすすめですよ♪