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冷蔵庫の収納どうしてる? 使いやすくなるコツ教えます!

2022.12.01住まいのコツ

冷蔵庫の収納どうしてる? 使いやすくなるコツ教えます!

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ないと思って買った食品がダブっていたり、気づいたら期限が切れていたり…ちょっとしたミスですが、悲しい気持ちになりますよね。無駄をなくすために、冷蔵庫の収納を見直してみませんか? 今回は冷蔵庫を使いやすくする収納のコツをご紹介します。

冷蔵室に入れる食品の適量は7割、冷凍室は満杯に!

冷蔵庫の収納どうしてる? 使いやすくなるコツ教えます!

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冷蔵庫には冷蔵室や冷凍室などのエリアによって、入れるべき食品の適量が異なります。

冷蔵室内は7割が目安。スペースに余裕を持たせることで、冷蔵室内を冷気が循環しやすくなり、食品を長持ちさせられます。スペース全体の3割分が空くので、整理も楽チン。

どこに何があるかパッと見て分かるので、冷蔵庫を開けっぱなしにする時間も短くなり、電気代の節約にもなります♪

一方、冷凍室には食品をパンパンに詰めるのが正解。凍った食品が保冷剤の役割を果たし、庫内の温度を低いままキープします。空いたスペースには水を入れたペットボトルを入れましょう。「入れたものが、いつのまにか溶けていた…」というような失敗がなくなります。

冷蔵庫収納のコツ(1)冷蔵室

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まずは最も使用頻度の高い、冷蔵室の収納のコツをご紹介します。

・段別に使い分ける
一番上の段は冷えにくく、物が取りにくいので、保存期間が長く、食べる頻度の低いものをしまいましょう。一番下の段は冷えやすく、丈夫なので、重たい鍋をしまうのに便利です。

中央の段は最も目に付き、取りやすいので、期限の短いものや常備菜など、早めに食べた方がいいものをしまうのがおすすめ。使いかけの食材や常備菜などのおかずは、透明のシール容器に入れると、残量が分かりやすく、食品ロスを減らせます。

・チルド室に入れる食品は限定する
チルド室は0℃に近い低温が保たれているエリア。凍るか凍らないかの、ぎりぎりのラインで食品を保存できます。傷みやすい食材や期限の短い食品、例えば肉や魚などのほか、納豆やヨーグルトなどの発酵食品を入れるのにぴったりです。

・食品をまとめる
瓶やパック、袋などの容器に入った食品は、種類別にトレーやカゴにまとめましょう。必要な時に取り出しやすく、冷蔵室内の汚れも防げます。メッシュタイプなら、冷蔵室内の冷気の流れを妨げません。

さまざまなサイズやデザインのアイテムがそろう、100円ショップの収納グッズを活用するのがおすすめです◎

冷蔵室に入れる食品の適量は7割、冷凍室は満杯に!

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次に野菜の鮮度を保ってくれる、野菜室の収納のコツをご紹介します。

・立てる収納で鮮度長持ち
野菜は育った環境をキープすると、新鮮さが長持ちします。きゅうりやほうれん草、小松菜などは立てて収納しましょう。仕切りカゴやバスケットを使うと、立たせやすくなりますよ。

・深いケースや紙袋に入れて仕分ける
ケースや袋を使うと、深さのある野菜室の中でも、どの食材がどのくらい残っているか、一目で分かります。食材をダブらせる心配がいりません。

野菜に付いた泥や土はケースや袋の中に落ちるため、野菜室内の清潔さも保てます。紙袋は何かの再利用でもいいし、専用のストックバッグも売られていますよ。

・かさばる野菜はカットして保存
キャベツや白菜、きのこなどのかさばる野菜は、カットしてジッパー付ビニール袋やシール容器などで保存すると、野菜室内のスペースを有効活用できます。

料理する時にもサッと使えてとても便利ですよ◎ ただし、野菜はカットすると鮮度が落ちるため、2、3日をめどに使い切るようにしましょう。

冷蔵庫収納のコツ(3)冷凍室

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最後に、長期保存に重宝する、冷凍室収納のコツをご紹介します。

・立てる収納で見える化
冷凍室は深さがあるので、冷凍する食品は、立てて収納するのがおすすめです。ボックスや仕切り板を使うと、自立させやすくなりますよ。上部にラベルを付けると、何が入っているか一目で分かり、便利です◎

・野菜やお肉はカットしてから冷凍する
すぐに使う予定のない野菜やお肉は、冷蔵室よりも冷凍室内での保存がおすすめ。食べやすい大きさにカットして、ジッパー付ビニール袋やシール容器にまとめましょう。

肉や魚には下味を付けたり、野菜はいくつかの種類をミックスしたりと工夫すれば、料理の際にそのまま使えて時短になります♪

・小さい引き出しには浅いトレーを
冷凍室の上に付いている小さい引き出しは、便利に使える一方で、小さなものでごちゃつきがち。小さめのボックスやトレーを入れて食品ごとに仕分けましょう。保冷剤、冷凍食品、アイスなどがスッキリ片付き、使いやすくなりますよ。

冷蔵庫は、冷蔵室、野菜室、冷凍室など、入れる食品ごとにエリアが分かれています。それぞれにふさわしい収納をすれば、今よりもっと快適で無駄のない使い方ができますよ。今回紹介したいくつかのコツを押さえて、冷蔵庫の収納を見直してみてはいかがでしょうか♪

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