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寒い日もポカポカ安眠! 冬の睡眠クオリティを上げるコツ
2022.12.08生活のお役立ち情報
寒い夜に暖かい布団で眠るのは気持ちがいいですよね♪ でも冷えや乾燥から、寒い日の睡眠に満足できていない人も多いようです。そこで今回は、冬の睡眠の質を上げるための、工夫や習慣をご紹介します。
「冬の睡眠」には不満が付き物?
三菱電機 霧ヶ峰PR事務局が2020年に行った調査によると、「冬の睡眠の質」に満足していない人は、全体の6割以上。その理由は室内の寒さや乾燥、手足の冷えにあるようです。
賃貸マンションに住んでいても、室内の寒さや手足の冷えからうまく寝付けなかったり、喉の乾燥に悩まされたりという経験のある方は多いのではないでしょうか。
ではどのような工夫をすれば、冬の睡眠の質を上げられるのでしょう。室内の温度と湿度、布団の中の温度という3つの側面から、おすすめの方法をまとめました。
冬の睡眠クオリティを上げるコツ(1)室内を暖かくする
冬の寝室の温度は18℃以上が理想的。室温を調整し、暖かさを保つために、何ができるのでしょうか。
・冷気をシャットアウトする
寒いと、部屋の中を暖める方法ばかり考えてしまいますが、その前にできるのが冷気を追い出すことです。窓から冷気を入れないと同時に、暖気を逃がさない工夫をしましょう。
床までのたっぷりした長さで窓をすっぽり覆う断熱カーテンや、窓に貼り付ける断熱シートが便利です。室内外の温度差が減らせるので、結露対策にもなりますよ◎
・エアコンの使い方を見直す
暖房器具にもさまざまな種類がありますが、最も手軽なのはエアコンではないでしょうか。でもエアコンを使うと乾燥するので、睡眠時には使わないという方が多いかもしれません。
もし乾燥が気になるようなら、睡眠時には設定の変更をしましょう。エアコンに「睡眠モード」があるなら活用します。なければ風量は「弱」か「静音」、風向きは「下向き」にして、風が直接体に当たらないようにします。
さらに次章の方法で室内の湿度を上げれば、乾燥を気にせずにエアコンが使えますよ◎
「冬の睡眠」には不満が付き物?
冬は室内や喉、肌の乾燥が気になる季節。寝ている間に喉が乾燥して、風邪をひくのは避けたいものです。室内の湿度は40〜60%が理想とされていますよ。ここでは室内の湿度を上げる方法をご紹介します。
・加湿器を使う
加湿の方法としてまず思い浮かぶのは、加湿器の利用ではないでしょうか。エアコンと併用するのなら、エアコンの真下に設置しましょう。エアコンから出る風が、部屋全体に水分を含んだ空気を広げてくれます。
100cmほどの高さから蒸気が出ると、より効果的な加湿が可能です。机などで設置する高さを調整しましょう。
・部屋干しをする
洗濯物の部屋干しにも、加湿効果があります。湿気がこもらないよう、壁や窓から離れた位置に、物干しスタンドなどを使って干しましょう。洗濯物は乾き、部屋は加湿できて、一石二鳥です♪
洗濯物がない時には、ぬれタオルでも加湿できますよ。バスタオルなどの大きめのタオルをぬらし、水が滴らない程度にしぼり、ハンガーなどで寝る場所の近くにつるします。ワンルームのお部屋なら、2枚ほど用意しましょう◎
冬の睡眠クオリティを上げるコツ(3)布団の中を暖める
寒い夜は布団の中も冷たくなります。手足が冷えてなかなか寝付けないのはつらいですよね。布団の中の快適な温度は32〜34℃です。この温度を目指して、布団の中をぬくぬくに暖めましょう♪
・敷布団の使い方を工夫する
寝具の使い方でポイントとなるのが、敷布団の使い方。床から上がってくる冷気を遮るために、敷布団やマットレスの下にアルミシートを敷きましょう。敷布団を2枚重ねるか、敷布団の上に厚めの敷きパッドやタオルケットを敷いても効果があります。
・布団乾燥機を使う
最近では、コンパクトでリーズナブルな布団乾燥機が増えており、一人暮らしでも手軽に使えるアイテムとなっています。
布団を温めるだけでなく、湿気を取り、ダニ対策にも効果的◎ 15〜30分ほどの短時間で、布団がしっかり温まるので、寝る前の習慣にしましょう。
・湯たんぽを入れる
エコなグッズとして人気の湯たんぽ。昔ながらのお湯を入れるタイプのほか、電子レンジで温めるタイプのものや、充電式のアイテムもあります。
特に冷えの気になる足元に入れると、体全体がポカポカに。朝まで気持ちよく寝られます。
冬の夜には暖かい布団にくるまって、寒さも乾燥も忘れてぐっすり眠りたいですよね。室内の温度と湿度、布団の中の温度を調整すれば、その願いがかないます! 今回紹介した便利グッズを試したり、手持ちのアイテムを活用したりして、睡眠の質を上げましょう♪