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電気代を安くしたい! 一人暮らしの賢い節約術
2022.06.16住まいのコツ
近年値上がり傾向にある電気代。少しでも安くしたいですよね? 一人暮らしにおすすめしたい電気代の節約術をご紹介します。
一人暮らしの電気代ってどのくらいが普通なの?
毎月請求書が届くたびに、「電気代が高い気がするけれど、これは普通なの?」と、考えている方はいませんか?
総務省統計局による2021年度家計調査では、単身世帯の1カ月あたりの電気代は平均5,715円(税込)でした。単身世帯の中には、日中ずっと家で過ごしている方も含まれているので、外で働いている時間が長い方は平均よりももっと電気代が安いでしょう。
反対に、一人暮らしでも住まいがオール電化だったり、電気調理器具をよく使ったりする場合には、電気代が平均よりも高くなる傾向にあります。
電気代を節約するために、まずチェックしたいこと
電気代が高いと感じたら、まずチェックしたいのが契約アンペア数。アンペア(A)とは、同時に流せる電気の量のことです。契約アンペア数を超えて電気を使用すると、ブレーカーが落ちてしまいます。
契約アンペア数は大きくなればなるほど、電気代の基本料金が高くなるので、必要に応じて見直すのがおすすめです。
一人暮らしなら、30アンペアあれば十分です。電化製品をあまり持っていなかったり、一度に複数の電化製品を使わなかったりするなら、20アンペアでも暮らせるでしょう。
電気の検針票や自宅のブレーカーを見ると、契約アンペア数がわかります。40アンペア以上だったら、契約を見直してみてはいかがでしょうか? まずはマンションの管理会社に連絡して、契約アンペア数を変更できるか問い合わせます。変更できるようであれば、電力会社に依頼しましょう。
一人暮らしの電気代ってどのくらいが普通なの?
夏と冬の電気代の高さに驚いた経験があるなら、エアコンの使い方をマスターして上手に節約しましょう。電気代を節約しつつエアコンを使用するポイントは、以下の3つです。
1:「自動運転」を使う
電気代を意識すると「微風」や「弱風」運転を選びがちですが、「自動運転」がおすすめ。設定温度に達すると適した風量に調整してくれるので、無駄がありません。
2:フィルターや室外機まわりの掃除をする
フィルターや室外機が汚れると冷暖房効果が弱くなります。効率よく温度調整できるように、フィルターや室外機の周辺は掃除をしておきましょう。
3:サーキュレーターを併用する
室内の温度ムラを防ぐために、サーキュレーターを使って空気を循環させましょう。サーキュレーターがなければ、扇風機や空気清浄機でも代用可能です。特に夏場は、冷たい風を自分に向けるようにすると、涼しさを感じやすくなります。
一人暮らしの電気代節約術2:便利で新しい電化製品を導入しよう
新しい電化製品は、省エネ性能に優れているものが増えています。このため、長年古い電化製品を使っている方は、新しいものに買い替えると電気代を節約できるかもしれません。特に消費電力の大きい冷蔵庫やエアコン、洗濯機を新しくすると電気代の節約になるでしょう。
電化製品の買い替えに費用がかかりすぎると思われる方におすすめなのは、部屋の照明をLEDにすることです。LED照明は、消費電力が少ないうえに長寿命。多少購入コストはかかりますが、毎日の電気代を節約できれば長期的にはお得になるでしょう。
一人暮らしの電気代を節約する方法を解説しました。一人暮らしの1カ月の電気代は平均5,715円(税込)。しかし、エアコンを頻繁に使う夏や冬の電気代はもっと高額になります。
エアコンの使い方を工夫したり、省エネ性能の高い電化製品を使ったりすることで、電気代を節約できるはずです。また、契約アンペア数をチェックして40アンペアよりも大きい場合には、管理会社に確認のうえ、契約アンペア数を小さくすることを検討してはいかがでしょうか?