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春の訪れを感じよう! 福岡の梅の名所4選をご紹介
2022.03.03ローカル情報
福岡の県花でもある梅。赤や白、ピンクなど、華やかな色合いと芳しい香りに癒やされませんか? 福岡県内のおすすめ梅スポットをご紹介します。(※新型コロナウイルスの感染拡大に伴う対応により、休業・営業時間の短縮が予想されます。出発前に公式サイトなどで、ご確認をお願いします。)
なぜ福岡の県花は梅なの? 由来や見頃をご紹介
福岡の県花といえば、梅。福岡県のマークは、梅をモチーフにしています。梅が福岡の県花に選ばれた理由は、太宰府天満宮の菅原道真公にあります。
菅原道真公が無実の罪によって京都を去る際に、「東風吹かば匂ひおこせよ梅の花 あるじなしとて春な忘れそ」と、長年大事にしていた梅の木に向かって歌を詠んだそうです。
この歌の通り、左遷先の大宰府にも梅の花が飛んできて、毎年きれいな花を咲かせるようになったと言い伝えられています。昔から梅の花に付き物の「ウグイス」も、福岡の県鳥です。
そんな福岡と縁の深い梅は、例年立春を迎える頃から咲き始めます。今年は、例年より早く、1月下旬から咲き始めて2月の中旬に見頃を迎える予想です。お花見というと全国的には桜が一般的ですが、桜の季節の前に梅の花を楽しみましょう。
福岡でおすすめの梅スポット1:舞鶴公園
福岡の中心部・天神から歩いて15分ほどの場所にある「舞鶴公園」は、デートやショッピングのついでに立ち寄りたい癒やしのスポット。公園内の福岡城天守閣跡のすぐ横にある梅園では、毎年、赤・白・ピンクの梅の花が咲き誇ります。
美しい梅の花の間から福岡タワーが見えることもあり、都会の中の楽園という雰囲気です。舞鶴公園は休日にキッチンカーが集まったり、隣接する大濠公園にはカフェがあったりします。肌寒い日には、温かいドリンクを片手に梅の花を眺めるのもいいですね!
舞鶴公園
住所:福岡市中央区城内1
URL:https://www.midorimachi.jp/maiduru/
なぜ福岡の県花は梅なの? 由来や見頃をご紹介
福岡を梅の県にした「太宰府天満宮」は、菅原道真公の時代から変わらない梅の名所です。境内には約200種類、約6,000本の白梅・紅梅が植えられていて、2月中旬には芳しい香りとともに咲き誇ります。
梅の季節、太宰府天満宮の境内や周辺で行われる「門前まつり」も有名。周辺の飲食店やお土産物屋などが参拝客に最高のおもてなしをするための、毎年恒例のお祭りです。大宰府名物の「梅ヶ枝餅」を片手に、散策を楽しんでみてはいかがでしょうか?
太宰府天満宮
住所:太宰府市宰府4-7-1
URL:https://www.dazaifutenmangu.or.jp/
福岡でおすすめの梅スポット3:小富士梅林
「小富士梅林」は、糸島市の「可也山」にある梅林。可也山は、「筑紫富士」や「小富士」と呼ばれる、標高365mの山です。昔は火山で、形が富士山に似ていることから「小富士」と呼ばれるようになりました。小高い山なので、気軽に行けるハイキングスポットとしても人気です。
可也山のふもとにある小富士梅林には約3000本の梅が植えられ、2月中旬~3月上旬まで花を楽しめます。眼下には船越湾を望めるため、梅の花と海という美しい景色にうっとりしてしまうこと間違いなし。歩きやすい格好で出かけて、可也山のハイキングを楽しむのもおすすめです。
小富士梅林
住所:糸島市志摩小富士
URL:http://www.itoshima-kanko.net/cat/kofuji_bairin/
福岡でおすすめの、梅の名所を4カ所ご紹介しました。梅は福岡の県花。由来になった大宰府天満宮や天神からほど近い舞鶴公園など、梅のスポットがたくさんあります。まだ肌寒い日もありますが、春の訪れを感じに梅の花を眺めに行ってみませんか?