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荷造り&荷解きをラクにするための準備とポイント
2022.03.10季節のイベント
春は引越しの季節。新しい場所に移るドキドキよりも、引越し作業の面倒さで頭を抱える方も多いはず。特に面倒な荷造りと荷解きをラクにするための準備やポイントをご紹介します。
引越しの準備は面倒! 荷造りはいつから始める?
進学や転勤で引越しするとき、忙しくてなかなか荷造りをする時間がないという方も多いでしょう。しかし、どんなに荷物が少なくても2週間前には荷造りを始めたいもの。
なぜ2週間前から荷造りを始めたほうがよいのか。これには3つの理由があります。
・梱包用品(ダンボール・テープなど)が引越し業者から届く時期だから
・直前に梱包を始めると、梱包用品が足りなくなったときに焦るから
・引越し日までに荷造りが終わらない場合があるから
引越し業者によって異なりますが、多くの場合、契約すると梱包用品を送ってくれます。これが届くのが引越し日の大体1カ月~2週間前なので、この時期に荷造りを始めましょう。
直前で荷造りをしようとすると、梱包用品が足りなくなったり準備が間に合わなかったりして、焦って忘れ物をしてしまうことも。また引越し当日、業者が来ているのに荷造りが終わっていないということにもなりかねません。
荷造りをラクにするために準備するとよいもの
荷造りをラクにするために準備するとよいものをご紹介します。足りなくなって引越し直前に焦らないように、多めに準備しておくと安心です。
・ダンボール(大・中・小とサイズ違いで準備)
・気泡緩衝材
・新聞紙
・油性ペン(黒と赤)
・布テープ
・養生テープ
ダンボールは、サイズ違いで揃えておきましょう。積み重ねられるように、同じサイズを複数枚、準備しておくのがおすすめ。気泡緩衝材は割れものに、新聞紙は余白スペースの緩衝材や刃物の梱包に使えます。
油性ペンを黒と赤の2色を準備し、黒で品目、赤で注意事項などを、書いておくと便利です。ダンボールの組み立てには、布テープが最適。養生テープは、コードを束ねたり、リモコンを本体に貼り付けたりするといった用途に使えます。
引越しの準備は面倒! 荷造りはいつから始める?
荷造りは地味な作業ですが、引越し直前で焦らないようにコツコツやっていく必要があります。荷造りの手順とポイントは以下の通りです。
・日頃使っていないものを先に荷造りする
シーズンオフのものや本、DVDなどを先に荷造りしましょう。
・押入れやクローゼットの中から荷造りする
押入れやクローゼットの中のものを荷造りしておくと、梱包済みの箱を収納できます。
・重いものは小さな箱に、軽いものは大きな箱に入れる
本は重いものの代表例。小さな箱に入れないと、持ち運べないほど重くなってしまいます。反対に、ぬいぐるみやセーターなど軽いけれどかさばるものは、大きな箱に入れましょう。
・家電のコードやリモコンは本体と同梱する
リモコンやコードを本体と別の箱に入れてしまうと、使うときに見当たらなくて困ります。付属品はすべてセットにして、同じ箱に入れておきましょう。
荷解きをラクにする鍵は荷造りにあり! やっておきたいひと工夫
新居に到着したあとに、行わなければならないのが荷解きです。荷造りや移動で疲れているはずなので、引越し当日の荷解きは最低限にする方も多いでしょう。このため、新居ですぐに必要なものは荷造りの段階で分けておくのがおすすめです。
すぐに必要なものの代表例は、以下の通りです。
・シーリングライト
・カーテン
・トイレットペーパー
・ドライバーセット
・掃除道具
入居後、すぐに暮らすためには、シーリングライトやカーテンが必須です。すぐに荷解きしたいものは荷造りの際にまとめておき、「すぐ使う」というメモを箱に貼り付けましょう。トイレットペーパーやドライバーセットは、手荷物で持っていくのもいいですね。
また、その後の荷解きをラクにするために、箱に「キッチン」「クローゼット」などと、開梱作業をする場所を書いておくのもポイント。積み重ねたときに見やすいように、箱の上部だけでなく側面にも中身と場所を記しておきましょう。
引越しの荷造りや荷解きをラクにするための、準備やポイントを解説しました。引越しは面倒で疲れるものですが、少しの工夫で効率良く作業ができます。焦って詰めると荷物がごちゃごちゃになってしまうので、引越し日に間に合うように、早めに荷造りを始めましょう。