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1年で100万円貯まる? 支出を抑えるコツとは
2020.04.09生活のお役立ち情報
「なかなか貯金が続かない」「お金があったらつい使ってしまう」そんな悩みを抱えている方は多いのでは? 旅行や引っ越し、結婚のためにも、今から少しずつ貯蓄を始めておきたいですよね。この記事では、今すぐ実践できる貯蓄を増やすコツについてご紹介します。
貯蓄をするには、「収入を増やす」「支出を減らす」の2択しかない
まずはシンプルにお金の流れについて考えてみましょう。一般的に家計は、毎月の給料としてお金が入ってきて、生活費としてお金が出ていきます。この収入から支出を引いた額が、貯蓄になります。
そう考えると、お金を貯める方法は2つしかないことがわかります。それが、「収入を増やす」あるいは「支出を減らす」です。収入を増やそうと思っても、社会人の場合は副業やアルバイトを禁止されている企業が多いため、なかなか難しいですよね。
もし収入が増えたからといって、ついつい欲しいものを買ったり、外食の頻度が増えてしまったりしたら、本末転倒。そこで、支出を見直すところから、始めましょう。今の収入でも、計画的なお金の使い方をしていれば、しっかり蓄積ができます。支出を減らしたほうが、お金は貯まりやすいのです。
お金を貯めるコツその1:「固定費」と「流動費」を減らす
支出を減らす1番のポイントは、「固定費を減らすこと」です。固定費というのは、家賃や光熱費、スマホの通信費、保険料、ジムの会費など、毎月必ず支払う支出のことです。
加入から月日が経つと、不要なものがわかったり、以前はなかった安いプランができていたりすることもあります。ですので、契約内容を見直し無駄を省きましょう。毎月の支払い額が減れば、かなりの節約効果が期待できますよ。
また固定費とは別に、食費や被服費、交際費などの支出のことを、流動費といいます。流動費は、自炊をして食費を削ったり、欲しい服を諦めたりといった、少しずつの節約の積み重ねによって減らせます。流動費を削る時は、我慢を強いられる時も出てくるので、ストレスを溜めないように気を付けましょう。
貯蓄をするには、「収入を増やす」「支出を減らす」の2択しかない
よくある貯蓄の失敗例は、「毎月残ったお金を貯金に回す」という考え方です。これでは、お金があればあるだけ使ってしまうタイプの人は、いつまで経っても貯蓄ができません。
そういった方には、給料日に給料が入る口座から蓄積口座に自動で送金される「天引き」がおすすめ。天引きされたお金は、最初から手元になかったものとして生活するのです。
蓄積する口座は、身近にATMがない地方銀行やネットバンクを利用すると、出金するのに手間を感じられるのでさらに貯蓄しやすくなりますよ。
お金を貯めるコツその3:家計簿アプリで収支をチェック
これまでに家計簿をつけて日頃の生活費をチェックしたことがないという人は、一度家計簿をつけてみることをおすすめします。今ではスマホで簡単に記録できる家計簿アプリもありますし、電子マネーやクレジットカードの明細を自動で取り込んでくれるアプリも存在します。
家計簿アプリを少し続けてみれば、自分がどんな項目にお金を使い過ぎているのかが、わかるはず。毎月の予算を決めて支出を管理したり、1日ごとに使えるお金を計算したりすると、より節約効果が高まるでしょう。
支出を抑えることができれば、「貯蓄できる人」になるのも難しくありません。年に100万円と考えると大金のように思えますが、1日あたりに直すと約3000円貯めることができれば、100万円の貯蓄は達成できます。小さなことからスタートして、コツコツとお金を貯めていきましょう。