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今、「西の原」がアツい! 日帰り女子旅は波佐見の西の原地区へ
2018.02.06ローカル情報
長崎県の波佐見町といえば、波佐見焼…でも、それだけじゃないんです!県外から多くのおしゃれ女子が訪れるという西の原地区が今、注目を集めています。雑貨にカフェ、グロッサリー、図書室。のどかな風景の中にハイセンスなお店がいっぱい! 福岡からの日帰り女子旅におすすめですよ。
製陶所だった西の原がおしゃれな地区に大変身!
西の原は、かつて製陶所として栄えた場所。1500坪の土地に、江戸時代から続く幸山陶苑の窯元「福幸製陶所」がありました。しかし、時代の流れとともに2001年に廃業、入れ替わるようにおしゃれなカフェや雑貨店ができはじめました。
なかでも「モンネ・ルギ・ムック」は、西の原で最初にできたカフェです。今では雑貨屋「モンネポルト」、波佐見焼を扱う「南倉庫」、生活雑貨の店「HANAわくすい」など、いろんなお店ができてひとつの町のよう。そんな西の原を代表するお店3つをご紹介します。
ハンモック席もある! 「monne lugui mooks(モンネ・ルギ・ムック)」
「モンネ・ルギ・ムック」は、出荷場だったところに作られたカフェレストラン。昭和レトロな木造建築が目を引きます。西の原の入り口にあり、よく満席になる人気店なので、最初に行くのがおすすめです。店内で名前を書いておくと携帯電話で呼び出してくれます。
一歩中に入ってみると、木の梁やセメントの床など出荷場だった頃の雰囲気が満載!皮のソファーや木や赤の椅子などもイイ感じです。
ランチは日替わりで、メインとサイドをひとつずつ選ぶスタイル。プラス200円で飲み物も付けられます。お料理は地元の食材を使った体に優しいものばかり! ゆっくり楽しみたい方は、2階のハンモック席もおすすめです。
製陶所だった西の原がおしゃれな地区に大変身!
オルタナティブスペースって?と思いながら「モンネポルト」へ。入り口では、池の錦鯉がお出迎えしてくれます。
多目的空間=オルタナティブスペースでは、芸術作品の展示やライブなどを行っているんだそう。広々とした空間は、どんなふうに使ってもよく、なかにはここに滞在、製作に励む作り手さんもいるんだとか。奥には小さな図書コーナーもあって、アートな雰囲気満載です。
雑貨のコーナーには、波佐見焼の小物、しゃれたポストカード、使い勝手のよさそうなファイルなどが、ズラリと並んでいます。カラフルでポップな文具、雑貨は見ているだけでワクワクしますね!
世界の食品が集まる 「GROCERY MORISUKE(グロッサリー モリスケ)」
「モンネポルト」の奥にあるのが、「グロッサリー モリスケ」です。広々とした白い壁の中、なるべくオーガニックなものをと選ばれた食材が並びます。食事に気を使う女子なら必見! おすすめはインスタントのイタリア料理。イカスミのパスタや野菜のクスクス、カプリ風スパゲッティなど本格的な料理がほんの数分で完成するなんて、忙しい時にとっても便利ですね。
お店の奥の倉庫スペースには、図書館もあるんです。こんなに狭いところにこんなにたくさんの本が!? と驚くこと間違いなし。ゆっくりできる仕組みがあって、とっても嬉しいお店です。
西の原のお店は今のところ、全部で6店舗。アニメに出てきそうな風景の中、個性的なお店をめぐっていると、まるで不思議な世界に迷い込んだようです。ゆったり、大人の日帰り女子旅を楽しんでみませんか。
西の原
住所:長崎県東彼杵郡波佐見町井石郷2187-4
URL:http://24nohara.jp/