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こんなにあった! 加湿器がなくてもできる乾燥対策 9選
2018.02.09住まいのコツ
冬の乾燥対策、悩んでいませんか? お部屋が乾燥すると、健康や美容に大きな影響が! 加湿器がなくてもできる、お部屋の乾燥対策を教えます。
室内が乾燥するとこんな影響が…!
まず空気が乾燥すると起こる、さまざまな問題をまとめました。
・肌荒れ
乾燥はお肌の敵! 湿度が下がると唇や顔、手の皮膚がカサカサして、かゆみや湿疹などをひき起こします。また、シミやシワ、たるみもできやすくなります。
・ウイルス感染
冬に流行る風邪やインフルエンザのウイルスは、空気が乾燥すればするほど活発化します。そのため、部屋を乾燥したまま放っておくと病気にかかりやすくなります。
・火災や静電気
空気が乾くと、火災や静電気も起きやすくなります。
さまざまなリスクのある乾燥を防ぐには加湿器…と言いたいところですが、すぐに加湿器を調達できない場合もあるでしょう。そんな時でも簡単にできるお部屋の乾燥対策をご紹介します。
特別な道具がなくても今すぐできる乾燥対策!
1.濡れたタオルや洗濯物を室内に干す
しっかり濡らしたあと固く絞ったタオルや洗濯物を室内に干しておくだけで、部屋の湿度がぐっと上がります。ただし心配なのは部屋干しのニオイが洗濯物についてしまうこと。扇風機の風を当てながら干すと水分が蒸発しやすくなりますし、部屋干しのニオイもつきにくくなるのでおすすめです。
2.洗面器・コップなどに水を入れて置いておく
コップに水やお湯を入れて置いておくだけでも、水分が蒸発して多少湿度が上がります。
3.霧吹きで水を部屋にまく
ミストのような感覚で、霧吹きを使って水をまくのも一つの方法です。アロマオイルを精製水で薄めたものをまいてもいいですね。
4.風呂場のドアを開けておく
入浴後はお風呂場に湿気が溜まります。ドアを開けておくことでその湿気が広がります。
5.フローリングを水拭きする
お部屋がフローリングなら、モップやぞうきんを使って水拭きすると、床から水分が蒸発して湿度が上がります。部屋がきれいになり、感染症対策にもなるので、一石二鳥ですね。
室内が乾燥するとこんな影響が…!
6.観葉植物を置く
植物は、根から吸い上げた水を葉っぱから放出する「蒸散(じょうさん)」を行っています。そのため植物を置いておくと湿度が上がります。葉っぱが大きいものほど蒸発する水分が多いのでおすすめです。
7.水槽を置き、熱帯魚などの魚を飼う
水が入ったコップや洗面器を置いておくのはちょっと…という場合は、水槽を置いて魚などを飼うのも一つの手です。水中ポンプを入れた状態でフタを半分ほど開けておくと、湿度を高めることができます。
8.鍋をする
鍋物をすると、食事中ずっと蒸気が出続けます。野菜がたくさん食べられて栄養も摂れ、身体も温まり、部屋の湿度も上げてくれる鍋は、冬にぴったりのメニューですね。
9.マスクをつける
顔やのどの乾燥がひどい場合は、室内でもマスクをしてみましょう。呼気の湿気がマスクの中に溜まって、乾燥の不快感を和らげることができますよ。
加湿器がなくても、さまざまな方法で室内を加湿できることがわかりました! 身近にあるタオルや洗濯物を使う方法なら、今からでもスタートできそう。健康や美容のためにも、適度な湿度を保って過ごしたいものですね!