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冬が来た! 身体にもフトコロにも温かい、ぬくぬく省エネ術

2017.12.01住まいのコツ

冬が来た! 身体にもフトコロにも温かい、ぬくぬく省エネ術

画像出典:出典元:AlexRaths/iStock/Thinkstock

省エネ&節約したいけど、寒い思いをするのは絶対にイヤ! そんな方におすすめの冬の省エネ術をご紹介します!

冬の省エネは、エアコンがポイント!

冬が来た! 身体にもフトコロにも温かい、ぬくぬく省エネ術

画像出典:Kwangmoozaa/iStock/Thinkstock

暖房器具のなかでも、部屋全体を暖めてくれるエアコンは温かく過ごすために重要なアイテム。エアコンを上手に使うことで省エネになります。

・エアコンの推奨設定温度は20℃
一番簡単な省エネ方法は、エアコンの設定温度を下げること。1℃下げると10%以上の節電効果があるとされています。環境省の推奨する冬の暖房時の室温の目安は20℃。20℃ではちょっと寒く感じそうですが、いろいろな工夫をすることで、体感温度を上げることができるので試してみましょう!

・風向きを工夫する
暖かい空気は上に昇っていきます。そのため、エアコンの風向きは、下向きに設定します。さらに、扇風機やサーキュレーターを上向きで運転することで、天井付近の空気を循環させ、暖かい空気を下に降ろします。

・オンオフし過ぎない
つけはじめから設定温度になるまでの消費電力が大きいエアコン。オフにしてしまうと、また暖め直しになってしまうので、あまりスイッチを切り過ぎないことも省エネのポイントです!

・自動運転モードにする
自動運転モードにしておけば、室温が設定温度になるまでは強く、その後は温度を保つように弱く、と効率の良い省エネ運転をしてくれます。

・フィルターはこまめに掃除
フィルターをこまめに掃除することも、部屋をすばやく暖め、効率の良い運転をするには重要です。

外からの冷気を遮断して、温かく過ごそう

冬が来た! 身体にもフトコロにも温かい、ぬくぬく省エネ術

画像出典:Naphat_Jorjee/iStock/Thinkstock

エアコンの設定温度が低くても、外からの冷気を防ぐことで、体感温度をぐっと上げることができます。

・断熱効果のある厚手のカーテンをかける
窓からの熱の流出は、部屋全体の約5割だといわれています。そのため窓に厚手のカーテンをかけると、お部屋の暖かさが増します。カーテンのすそは長めにして、床に届くようにすると、下からの冷気の侵入を防げます。

・窓に断熱シートを貼ったり、市販の「隙間テープ」を使う
窓に断熱シートや結露予防シートを貼ったり、サッシ部分に隙間テープを貼ると、さらに冷気を防ぐことができます。

・カーテンを開けて、陽の光を入れる
晴れている日は、カーテンを開けることで室温が高くなります。逆に、雨の日や夜など、日が出ていないときは、カーテンを閉めて保温します。雨戸を夕方早めに閉めるのも、効果的です。

・窓辺にグリーンを置く
窓際に観葉植物を置くと、日中の日光の熱を、土や葉が吸収・蓄積し、夜に放出します。大きな植物ほど効果が高くなります。

冬の省エネは、エアコンがポイント!

冬が来た! 身体にもフトコロにも温かい、ぬくぬく省エネ術

画像出典:Mima88/iStock/Thinkstock

・床に断熱材を敷く
こたつ敷布団やホットカーペットの下に、ダンボールなどの断熱材を敷き、床からの冷気を遮断します。

・部屋の湿度を上げる
乾燥すると気温が同じでも寒く感じます。部屋の湿度を上げましょう。加湿器を使うほか、エアコンの下で、洗濯物の室内干しをするのも効果があります。

・着るものを1枚増やす
保温下着、着る毛布など、お部屋でも着心地の良い防寒着を1枚増やすと温かく過ごせます。また、ネックウォーマー、レッグウォーマーなどで、足首や首を温めると冷えを感じにくくなります。

・温かい飲み物を飲む
生姜入り紅茶や甘酒など、身体を温める効果のある飲み物を飲むのもおすすめ。身体のなかから温まりましょう!

寒さはこれからが本番。年末年始を迎えて、忙しくなる時期でもあります。省エネでお得に過ごすことも重要ですが、体調を崩しては大変です。無理なく、衣食住を工夫して寒い冬を乗り切りましょう!

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