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すぐに実践できる!毎日の洗濯を楽にする時短アイデア
2025.03.06生活のお役立ち情報

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毎日の洗濯は、意外と時間がかかる家事の一つです。しかし、ちょっとした工夫で、作業時間を短縮できます。本記事では、一人暮らしの方でも簡単に実践できる洗濯の時短テクニックを紹介します。
洗濯の作業工程を分解してみよう

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洗濯は「洗濯機を回せば終わり」と思われがちですが、実際には複数の工程があります。
1.仕分け・予洗い(汚れがひどいものの事前処理)
2.洗濯機を回す
3.干す
4.取り込む
5.畳む・収納
この中でも「干す」「畳む」の2つは特に時間がかかります。洗濯物を一つずつハンガーにかけたり、畳んだりする作業は意外と面倒です。この作業を時短する工夫を取り入れることで、洗濯全体の手間を大幅に減らすことができます。
洗濯機を回す前の事前準備から工夫する

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洗濯を効率よく進めるためには、事前の準備が大切です。少しの工夫をするだけで、全体の作業が楽になります。
<カゴを複数用意し、洗濯物を仕分ける>
洗濯物の仕分けは洗濯の最初の手間になります。カゴを複数用意し、「白物」「色物」「タオル」など、洗う前に仕分けられるようにしておくと便利です。こうすることで、洗濯機にそのまま入れられるため、余計な手間がかかりません。
<小物は洗うときからネットにまとめる>
靴下やハンカチなどの細かいものは、バラバラになってしまうと洗濯後に干すときに探すのが面倒。最初からネットに入れておけば、洗濯物を干す際に一括で取り出せるので、時短につながります。
洗濯の作業工程を分解してみよう

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洗濯物を干す際の時短のポイントは、できるだけ移動の手間を減らすことと、効率的なアイテムを活用することです。
<洗濯機と干す場所の距離を短くする>
洗濯機と干す場所の間の行き来の時間を減らすため、導線を工夫します。ベランダまで移動して干すことをやめて、部屋干しにすることも検討してみましょう。例えば、ランドリースタンドを洗濯機の近くに設置すると、洗濯機から直接干すことができ、移動する必要がなくなります。
部屋干しをすると乾くのに時間がかかったり、臭いがついたりする場合、サーキュレーターを洗濯物にあてると空気の流れができて乾かす時間が短くなり、嫌な臭いを防ぐことができます。
<干しやすく取り込みやすいハンガーを使う>
取り込む時間を短縮するために、取り込みやすいハンガーを活用するのも効果的です。例えば、引っ張るだけで洗濯物が取り込めるハンガーを使えば、一つずつ外す手間が省け、作業時間を削減できます。
また、Tシャツなどを干すときに便利なのが、ワンタッチで肩の部分を折り畳みできるハンガーです。干すときは首回りに通しやすく、取り込むときも外しやすいため作業が楽になります。
洗濯物を畳む作業の時短アイデア

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洗濯物を畳むのが苦手な人や、忙しくて時間がない人にとっては、「畳む作業自体を減らす」ことが一番の時短につながります。
<取り込みながら仕分けする>
洗濯物を取り込むときに、衣類・タオル・小物などの種類別に仕分けしながらカゴに入れることで、たたむ作業がスムーズになります。
<干したハンガーのまま収納する>
畳む作業を省略するためには、ハンガーのまま収納する方法もおすすめです。シャツやトップスなどは、干したハンガーのままクローゼットに収納すれば、畳む手間がゼロになります。
また、靴下や下着などの小物類は、畳まずにそのままカゴに入れるだけでも、十分整理ができます。わざわざペアにそろえて畳む手間を省くことで、毎日の洗濯作業がぐっと楽になります。
番外編:洗濯物を減らして時短する

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洗濯物の量自体を減らすことも、洗濯時短のカギになります。
例えば、大きくてかさばるバスタオルをスポーツタオルに切り替えることで、洗濯物の量が減り、乾くのも早くなります。
また、一度着た服をすぐに洗濯する習慣を見直すのもポイントです。特に肌に直接触れていない衣類は、「一度着た服置き場」を設けて置いておき、何回か着てから洗うようにすることも検討してみましょう。
さらに、キッチンマットやバスマット、便座カバーなどの布類を極力減らして使わない選択をすることで、洗濯の回数を減らすことができます。
洗濯は干す・取り込む・畳む作業を時短することで、日々の家事の軽減につながります。また、洗濯物自体を減らす工夫をすることで、洗濯の量や頻度を減らすこともポイントのひとつです。自分に合った方法で洗濯の負担を軽減していきましょう!