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炊飯器がなくても大丈夫!美味しいごはんの炊き方ガイド
2025.01.02住まいのコツ
炊飯器がなくても、美味しいごはんを簡単に炊ける方法をご存知ですか? 「あまり自炊しないから炊飯器は持っていない!」という人でも、自宅にある道具で手軽に炊飯が可能です。本記事では、炊飯器を使わないごはんの炊き方を詳しく解説します。
ごはんを炊く基本の流れを復習!
まず、ごはんを炊く基本的な流れを確認しておきましょう。
・米を研ぐ
米を適度に研ぐことで表面の余分なぬかを取り除き、炊き上がりがふっくら仕上がります。研ぎすぎると米が割れてしまうので、水がやや白く濁る程度でOKです。
・水に浸す
米を水に浸して吸水させることで、芯まで均一に熱が通ります。理想的な浸水時間は夏場で30分、冬場で1時間程度です。時間がない場合でも最低15分は浸すようにしましょう。
・米を炊く
道具によって火加減や時間が異なります。共通するポイントは、蒸らし時間を確保すること。蒸らすことで水分が行き渡り、ふっくらした仕上がりになります。
鍋で炊く方法、上手に炊くポイント
鍋で炊く最大の魅力は、炊きたての美味しさとふっくら加減を存分に味わえること。火加減を調整することでおこげを楽しむこともできます。また、炊飯器で炊くよりも早く炊き上がるのもうれしいポイントです。
・鍋の選び方
蓋がぴったり閉まる鍋を使います。土鍋のほか、アルミ、ステンレス、フッ素加工など鍋の材質はなんでも構いません。
・鍋で炊く流れ
1.鍋に米と適量の水(1合に対し1.2~1.3倍)を入れます。
2.蓋をして中火にかけ、沸騰したら弱火にして10~12分炊きます。
3.火を止めたら蓋をしたまま10分蒸らします。
厚手の鍋を使用すると、熱が均一に伝わりやすくなります。沸騰したらすぐに弱火に切り替えるのがポイント。また、蒸らしの時間も含めて、とにかく蓋を開けないように気をつけましょう!
ごはんを炊く基本の流れを復習!
フライパンは浅く広い形状が特徴で、熱が均一に伝わりやすい点がメリットです。鍋と比べても加熱ムラが起こりにくく、ふっくら、つやつやのごはんが炊けます。
・フライパンで炊く流れ
基本的には鍋で炊く流れと同じです。
1.深さがあり蓋のできるフライパンに米と水(1合に対し1.2~1.3倍)を入れます。
2.蓋をして中火で加熱し、沸騰したら弱火にして10分加熱します。
3.火を止めたら蓋をしたまま10分蒸らします。
透明な蓋を使うと、中の様子がよく見えるため、弱火にするタイミングが分かりやすいです。蓋に穴がある場合は、菜箸やアルミホイルを丸めたものなどでふさいで、蒸気が逃げないようにしましょう。
電子レンジで炊く方法、上手に炊くポイント
電子レンジでの炊飯は、0.5合や1合など、少量のごはんを炊きたいときに便利な方法です。一人暮らしでも、毎食炊きたてのごはんが食べたい! という人にもおすすめです。
炊飯器で炊くのに比べて短時間で、電気代を節約できるのもうれしいポイントですね。
・電子レンジで炊く流れ(1合の場合)
1.耐熱容器に米1合と水200mlを入れ、30分以上浸水させます。
2.容器にふんわりラップをかけ、600Wで8~10分加熱します(500Wの場合は10~12分)。加熱中に沸騰したら一度止めてください。
3.加熱が終わったらそのまま5~10分蒸らします。
使用する容器は、耐熱性が高く蓋がしっかり閉まるものを選びましょう。また、加熱中に吹きこぼれが起きないよう、水の量や容器の容量に注意してください。
市販の電子レンジ炊飯器を使ってみるのも、失敗知らずで美味しいごはんが炊ける、ひとつの方法です。
「HARIO ガラスのレンジご飯釜1~2合」
URL:https://item.rakuten.co.jp/hario-onlinestore/v_32883858931790/
炊いた後のごはんの保存方法
炊飯器と違って、鍋やフライパン、電子レンジでごはんを炊いた場合、保温機能がありません。
炊きたてのごはんをすぐに食べない場合は、できるだけ早めに冷凍するのがおすすめです。
・熱いうちにラップに包み、一食分ずつ小分けします。
・平らにして冷凍することで、解凍時間が短縮されます。
・食べるときは凍った状態から電子レンジにかけて温めましょう。
炊飯器がなくても、鍋やフライパン、電子レンジを活用すれば美味しいごはんを炊くことが可能です。コツさえ押さえればどの方法でも、短時間で炊きたてのふっくらごはんが楽しめます。自分に合った炊き方を見つけて、ぜひ日々の食事をレベルアップしてみてくださいね!