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今年は1日で終わらせる!年末大掃除で水回りピカピカに♪
2024.12.05住まいのコツ
「大掃除は計画的に少しずつ…」なんて正直やってられない! それなら今年は1日で、大掃除を終わらせてみませんか? 日ごろなかなか手が回らず、見て見ぬふりをしてしまっている水回りだけなら、1日で簡単に汚れリセットできますよ♪
「今年はここ!」決めてからやる1日大掃除
日々の忙しさから、なかなか手が回らない、おうちの掃除。
「年に一度の大掃除くらい、隅々まで掃除してスッキリしたい!」とは思うものの、大掃除って結構ハードルが高いですよね。
そこで今回おすすめするのが、場所を限定して、短い時間で済ませる「1日大掃除」。まずは、汚れが気になる場所をピックアップして、自分なりに優先順位をつけてみましょう。
掃除をするのは、普段あまり掃除ができず、汚れが気になる場所。比較的汚れがたまりにくく、掃除のしやすいリビングや寝室などの部屋より、水回りなどがおすすめです。
例えばキッチンのコンロや換気扇の油汚れ。お風呂やトイレの水アカ。見て見ぬふりをして、やり過ごしていませんか?
そこで今回は、キッチンとお風呂、トイレの3カ所を例に、1日で大掃除を終わらせるコツを紹介します。
1日大掃除「これだけ!」のコツ【キッチン編】
キッチンで掃除すべきなのは、汚れのたまりやすいシンクとコンロ、換気扇です。
まずは換気扇とコンロの五徳、排気口、レンジフードを取り外し、シンクに置いたたらいやバケツの中で30~60分ほど漬け置きしましょう。
シンクに入らなければ、洗面台や浴室を使ってくださいね。
換気扇にはキッチン用の中性洗剤、五徳と排気口には重曹を溶かしたぬるま湯を使うと、油汚れに効果的です◎
漬け置きをしている間に、コンロ回りを掃除します。中性洗剤か重曹を溶かした水で、拭き上げましょう。細かいスキマには、歯ブラシや綿棒を使います。
時間があれば、キッチンの壁や床、レンジや冷蔵庫も拭き掃除しましょう。掃除用シートや使い古しのタオルを使うと、楽に拭き上げられますよ♪
漬け置きが終わったら、換気扇やコンロの五徳、排気口、レンジフードの汚れを、歯ブラシで軽くこすりながら洗い流します。
最後に、シンクを掃除しましょう。シンク内は、中性洗剤をつけた、使い古しのスポンジで磨きます。排水口には歯ブラシを使うと、汚れがよく取れますよ◎
「今年はここ!」決めてからやる1日大掃除
バスルームの掃除をするときは、まず窓を開けるか換気扇をつけて、しっかり換気しましょう。こもった湿気を解放できます。
カビが気になる場合には、カビ取り剤(塩素系漂白剤)を使いましょう。カビの生えた壁や床にスプレーして、30分ほど置いたら、水で流すだけで、カビを除去できます◎
大掃除をするなら、普段はなかなかできない、風呂釜や追いだき配管の掃除もしたいですよね。事前に、おうちのお風呂に合う「風呂釜洗浄剤」を用意しておきましょう。
今回は1つ穴用の洗浄剤の使い方を例に、解説します。
風呂釜や追いだき配管の掃除をする際には、まず配管穴の上までぬるま湯をためます。その後、洗浄剤を入れ、お湯はりか追いだき運転をしてから、30分ほど放置します。
この放置時間には、風呂おけやイスなどの小物をバスタブに入れてしまえば、漬け置き洗いができて、一石二鳥ですよ◎ 30分たったら小物は取り出し、シャワーで洗剤を流しましょう。
風呂釜や追いだき配管の洗浄は、新しく張った水で、お湯はりか追いだき運転をすれば完了です◎
排水口は最後に、中性洗剤と歯ブラシで掃除しましょう。
1日大掃除「これだけ!」のコツ【トイレ編】
トイレの掃除をするときも、最初に窓を開けたり換気扇をつけたりして、空気の循環がいい状態にしておきましょう。
換気ができたら、便器の内側にトイレ用の酸性洗剤をかけて、5分ほど放置します。
洗剤をなじませている間に、床や壁を掃除しましょう。
床や壁は、お掃除シートを使って、「上から下へ、奥から手前へ」の順番で拭き上げます。
便座もお掃除シートでOK。汚れが気になるときは、クエン酸系のナチュラル洗剤を使うのがおすすめです◎
あまり掃除をしない便器の外側やタンクにも、意外とホコリがたまっているもの。お掃除シートでしっかり拭き上げれば、ピカピカになりますよ♪
5分たったら、便器の掃除をします。洗剤は十分になじんでいるので、トイレ用ブラシを使って、軽い力でこすれば、汚れがスルスル取れるでしょう。
寒いし、面倒だしと、敬遠されがちな年末の大掃除。でも、場所を限定してポイントを押さえて取り組めば、たった1日の掃除だけで十分です◎ 特に汚れの気になる、水回りだけでも大掃除しておけば、スッキリした気持ちで新年を迎えられますよ♪