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梅雨の季節のイヤな「くせ毛」!日ごろのケアで対策できます
2024.06.01ファッション・ビューティー
くせ毛さんにとっては、悩ましい梅雨の季節。湿気で髪が広がり、うねり、扱いづらく感じることが増えるのではないでしょうか。そこで今回は、自分でできる簡単なヘアケアの方法を紹介します。
雨の日のくせ毛対策は日ごろのケアこそが重要!
雨の日にくせ毛がひどくなるのは、髪の毛が湿気を含み、内部の水分バランスが崩れてしまうから。
特に、ヘアカラーやパーマ、アイロンやドライヤーでダメージを受けた髪は、湿気の影響を受けやすくなるといわれています。
雨の日にひどくなるくせ毛は、ワックスやクリームなどでは、簡単には直せません。その場しのぎの対策は難しいので、日常的なヘアケアで、髪のダメージを減らしていくことが大切です◎
ここからは、くせ毛対策のために行いたい、日常的にできるヘアケアを3つ、紹介していきます。
【くせ毛対策のヘアケアその1】トリートメントはていねいに
くせのある髪質の方は、シャンプー後のトリートメントがマストです。トリートメントを使うと、髪表面の乾燥を防ぐだけでなく、髪の毛の内部の水分量をしっかりキープできますよ。
シャンプーを終えたら、髪の毛の水気をしっかり切ってから、トリートメントを使います。
トリートメントを手に取るときは、指先だけでなく、てのひらや指の間にまで広げ、毛先から髪をとかすようにして、なじませるようにしましょう。
このとき、頭皮の毛穴を詰まらせないために、地肌や髪の毛の根元にトリートメントが付かないように注意してください。
トリートメントは5~10分ほど放置します。この間、シャワーキャップや蒸しタオルで髪を包んで保温すると、うるおい成分が、髪内部にまで浸透しやすくなりますよ◎
くせ毛や髪の傷みに悩んでいる方は、ダメージケアの効果があるトリートメントを使うと、より効果が期待できます。
雨の日のくせ毛対策は日ごろのケアこそが重要!
トリートメントが終わり、お風呂を出たら、すぐにドライヤーをかけていませんか?
確かに、濡れた髪は、キューティクルが開いていて、ダメージを受けやすい状態です。濡れたままの髪でいる時間が長いほど、くせ毛になりやすくなるので、髪を洗ったら、なるべく早めにドライヤーをかけなければなりません。
ここで大切なのが、ドライヤーをかける前の、ひと工夫。ヘアオイルやヘアマスクを使って、髪の表面をコーティングしましょう。
髪をコーティングすると、表面から水分が侵入するのを防ぎ、うねりや広がりを抑えられます。
洗い流さないタイプのトリートメントや、油分多めのクリームワックスを使うのもいいでしょう◎
【くせ毛対策のヘアケアその3】ドライヤーは手早くしっかりと
ヘアオイルやヘアマスクで髪のコーティングをしたら、ドライヤーをかけましょう。くせ毛を防ぎたいなら、自然乾燥やタオルドライのみでは絶対NGです。
ドライヤーをかけるときには手早く、確実に乾かすことを意識してくださいね。ポイントは、髪の毛だけでなく、髪の根元、地肌まで乾かすことです。
ドライヤーの風は、毛先ではなく、髪の毛の根元に当てましょう。毛先を引っ張りながら、上から下へと風を当てると、くせが出にくくなりますよ。
8割程度乾いたら、冷風に切り替えてくださいね。キューティクルが引き締まり、乾燥を防ぐとともに、髪にツヤが出せます。
くせ毛対策というと、雨の日の朝に、髪の広がりやうねりを抑える方法をイメージしていませんでしたか? でも実際には、日ごろのヘアケアこそ、くせ毛を落ち着かせるカギになります。トリートメントやコーティング、ドライヤーと、どれも基本のケアですが、ていねいかつ適切な方法で行うことで、初めて効果を発揮します。くせ毛の気になる方は、自分のヘアケアのやり方を、見直してみてはいかがでしょうか。