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「畳まない収納」でラクしちゃおう♪3つのアイデア教えます
2024.06.27住まいのコツ
初夏を迎え、新社会人や転職した方など、新年度のタイミングで環境が変わった人にとっては、疲れのたまるころ。仕事で手抜きはできませんが、家のことなら、少しでもラクをしたいですよね。そこで、最近注目を集めているという「畳まない収納法」について、紹介します。
「畳まない収納」で手抜きと時短を実現しよう!
現代では、洗濯は洗濯機がしてくれるもの。でも洗濯は、洗えばそれで終わりではありませんよね。
洗濯は「洗う→乾かす→畳む→片付ける」と、工程の多い家事です。洗濯機が担ってくれるのは、洗うだけか、乾燥機付きの洗濯機でも、洗って乾かすまで。
どんな洗濯機を使っていても、洗濯物を畳み、クローゼットなどに片付ける作業は、自分でやる必要があります。
そこで最近注目されているのが「畳まない収納」。洗濯物を畳むのをやめようという、新しい収納の考え方です。
この方法なら、これまで洗濯物を畳み、片付けていた手間や時間から解放され、家事の時短がかないますよ。
ここからは、「畳まない収納」のくわしいやり方について、3つのアイデア別に解説していきます。
【畳まない収納アイデアその1】まずはタオルから始めてみよう!
「畳まない収納」で最もハードルが低いのはタオル。
タオルは基本的には、その家に住んでいる自分だけが使うもので、他人に見せるものではありませんよね。
シワを気にする必要もなく、顔や手、体を拭くために使えれば十分なので、「畳まない収納」にぴったりです。
洗濯物を畳まないことに、少しでも抵抗のある方は、まずはここから始めてみてはいかがでしょうか。
タオルの「畳まない収納」のやり方はとてもシンプル。タオルを取り込んだら畳まずに、まとめてカゴやボックスに入れておきましょう。
カゴなどには入れず、洗濯機やタオルかけ、イスの背などにかけておき、使いやすさを優先してもOKです◎
あえて使うタオルの枚数を減らし、洗濯して使い回せば、収納場所も少なくて済みますよ。1枚のタオルを使う頻度が高い分、取り替える頻度を上げるといいでしょう。
「畳まない収納」で手抜きと時短を実現しよう!
タオルと同じで、畳む必要がない下着や靴下。誰かに見せるわけでもなく、多少シワが付いても問題ありません。
こちらも、タオルと同じく、カゴやボックス、布バッグなどに放り込んで収納すると楽チンです。来客時にはフタをするか、上から布をかぶせて隠しましょう。
使いやすさを重視するなら、ウォールポケットに収納するのもおすすめです。ポケット部分が透明やメッシュになっているものなら、取り出すときに分かりやすく、サッと使えますよ。
下着を入れたウォールポケットは脱衣所に、靴下を入れたものはクローゼットや玄関に、それぞれ壁のフックなどにかけておくと、省スペースです♪
片面だけを使えば、来客時には使っていない側に裏返すだけで、目隠しできますよ。
【畳まない収納アイデアその3】服は全て「かける収納」に!
トップスやボトムスは、チェストなどに収納するのではなく、ハンガーにかけてクローゼットに収納すると「畳まない収納」ができます。
洗濯物を干すためのハンガーと、収納用のハンガーは、同じものを使うようにしましょう。そうすれば、ハンガーで干した洗濯物を、そのままクローゼットにかけられ、時短になります。
畳まず、ハンガーにかけたまま収納することで、服にシワも付きにくくなりますよ◎
「かける収納」には、100円ショップなどで買える、5、6本のハンガーをまとめてかけられるハンガーキャッチやハンガーホルダーが便利です。クローゼット内の限られたスペースを、有効活用できますよ♪
「服を畳まないなんて…」と、「畳まない収納」になんとなく抵抗のあった方も、紹介した3つのアイデアなら、実践できそうだと思えたのではないでしょうか。まずはハードルが低めのタオルから、始めてみてください。その後、下着や靴下、トップスやボトムスと幅を広げていくと、家事にかける時間や手間を、大きく減らせるようになりますよ♪