ニュース&コラムnews&column
ブーツを長持ちさせる方法って? お手入れのコツ教えます◎
2024.01.04ファッション・ビューティー
ブーツの出番が増える秋冬のシーズン。ブーツのお手入れ方法に、悩んではいませんか? ブーツは素材によってお手入れの方法が異なりますが、正しいケアをしていれば、長持ちさせられますよ。そこで今回は、お手入れのコツを中心に紹介していきます♪
【素材別】ブーツを買ったらまずすること
ブーツを買ったら、履く前にまずお手入れをしましょう。レザー素材か、ムートンやスエードの起毛素材かで、お手入れの方法が異なるので、それぞれ紹介していきます。
・レザー素材のブーツ
買ったばかりのレザーブーツは乾燥しているので、適度に保湿する必要があります。ブーツの表面を柔らかい布で拭いてから、全体に革用クリームを塗りましょう。
保湿をした後には、防水スプレーをかけます。レザーブーツは水に弱く、ぬれるとシミになってしまいます。防水スプレーをかけておくと、水ぬれだけでなく、汚れが付くのも防げますよ。
・起毛素材のブーツ
起毛素材のブーツも、水に弱く、ぬれてしまうと劣化が早くなってしまいます。購入後には表面をブラッシングして、汚れやホコリを落としてから、全体に防水スプレーをかけましょう。
ムートンのブーツには、ムートン素材専用のスプレー、スエードのブーツにはフッ素系のスプレーがおすすめです。スプレーが乾いたら、再びブラシで表面を優しくブラッシングして、スプレーをなじませましょう。
【レザー素材のブーツ】日頃のお手入れ方法と手順
レザーブーツの日常的なお手入れ方法を解説します。
・シューキーパーを入れる
ブーツの本来の形を保つために、お手入れの際にはシューキーパーを入れましょう。
・表面をブラッシングする
柔らかい馬毛ブラシで、表面をブラッシングして、ホコリや汚れを落とします。
・汚れ落としで拭き取る
革用の汚れ落とし(ステインリムーバー)で、表面の汚れを取ります。クリームを柔らかい布に適量取って、拭き取りましょう。
・革用クリームを塗る
表面がキレイになったら、保革専用クリーム(デリケートクリーム)を塗ります。柔らかい布を使って、全体になじませましょう。
・クロスでから拭きする
コットンなどの素材でできたクロスで、全体をから拭きします。革のツヤや風合いがよくなります。
・革用スプレーをかける
革用の除菌消臭スプレーを、ブーツの中と靴底に吹きかけることで、臭いやカビを防ぎます。
・陰干しする
最後に、風通しのいい場所で陰干ししましょう。革が劣化しやすくなるので、日当たりのいい場所は避けてくださいね。
【素材別】ブーツを買ったらまずすること
次に、スエードやムートンなど、起毛素材のブーツのお手入れを、手順に沿ってみていきましょう。
・ブーツの中に新聞紙などを入れる
素材の柔らかさから、シワができやすい起毛素材のブーツ。あらかじめ丸めた新聞紙などを入れておくと、シワが伸び、お手入れしやすくなります。
・表面をブラッシングする
まずはスエード用のブラシで、表面をブラッシングしましょう。
スエード用のブラシには、ゴムのタイプと毛のタイプの2種類があります。ゴムのブラシは、表面の汚れを落とすのに、毛のブラシは繊維の奥の汚れやホコリを落とすのに役立ちます。
ゴムと毛の両方が付いたブラシなら、多用途に使えますよ◎
・汚れ落としで拭き取る
靴用の汚れ落とし(ステインリムーバー)で、靴底やヒール回りの汚れを拭き取ります。
・革用スプレーをかける
起毛部分とそれ以外の部分の汚れが落とせたら、革用の除菌消臭スプレーを、ブーツの中と靴底に吹きかけます。
・陰干しする
最後に、風通しのいい場所で陰干しすれば、お手入れ完了です♪
オフシーズンに! ブーツの長期保管方法
寒い季節が過ぎたら、次のシーズンまで、長期間にわたってブーツを靴箱などに保管しておくという方も多いのではないでしょうか。
保管前には、すでに紹介した素材別のお手入れを、念入りに行うようにしましょう。さらに、型崩れやシワを防ぐために、そのブーツの形に合ったシューキーパーを入れてくださいね。
靴箱のスペースに、ブーツをしまう余裕がない場合には、ブーツのサイズに合うシューズケースやブーツホルダー、大きめの収納ボックスを使うのがおすすめです◎
靴箱の中に除湿剤を入れたり、ブーツの中に消臭剤を入れたりすると、保管中のカビや臭いを防げます。除湿剤や消臭剤は、定期的に入れ替えると、より効果が高まりますよ。
お手入れの方法が分からないからと、ブーツをケアしないまま放っておくと、臭いが付いたりカビが生えたりして、長く履けなくなってしまうかも。丁寧にケアしてあげれば、数シーズンにわたって長持ちさせられますよ♪ 今回紹介した方法を、ぜひ試してみてくださいね。