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台風シーズンに到来! 一人暮らしに必須の防災グッズ&対策

2023.08.24季節イベント

台風シーズンに到来! 一人暮らしに必須の防災グッズ&対策

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福岡の台風シーズンは9月まで続きます。全国各地で起きている地震も気になりますね。いざというときに困らないように、一人暮らしにおいて今すぐにしておきたい対策や最低限準備したい防災グッズについて紹介します。

一人暮らしの防災対策! まずは周辺環境ハザードマップをチェックしよう!

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一人暮らしの防災対策として、まずやっておきたいのは周辺環境を知ることです。あなたは避難所の場所を知っていますか? 大雨のときに氾濫しそうな河川や冠水しそうな道路はありませんか? このような災害に関する情報が掲載されているのがハザードマップです。

一人暮らしを始めて日が浅いと、マンションの周辺がどのような災害に弱いのかを知らないことも多いでしょう。想定される災害をハザードマップで把握していれば、それに合わせて対策できるはずです。

各自治体では、ハザードマップを作成しています。ハザードマップは、市区町村役場に置かれていたりホームページで閲覧できたりします。ハザードマップを見ながら、周辺の環境や避難所までの経路などを確認しておきましょう。

今すぐできる! 室内の安全を確保しよう!

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災害対策としてすぐにしておきたいのが、室内の安全確保です。次の2つの対策を取ることをおすすめします。

・家具や家電を固定する
万が一地震が起きたときに家具や家電が倒れると危険です。滑り止めの粘着マットや転倒防止器具を使って、しっかり固定しましょう。

・廊下や玄関を片付ける
廊下や玄関が散らかっていると、災害が起きたときは迅速に避難できなくなります。ドアや廊下には物を置かないように気を付けましょう。

一人暮らしの防災対策! まずは周辺環境ハザードマップをチェックしよう!

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一人暮らしの人が備えるべき必要最低限の防災グッズは、避難するときに持っていくものと自宅避難で使うものとで分けて準備しましょう。避難所に持ち出すものは、すぐに運べるようにリュックサックにまとめます。自宅避難時に必要なアイテムは、水や電気といったライフラインが止まったときに役立ちます。部屋のなかに収納しておきましょう。

【持ち出す防災グッズ】
・スマートフォンの充電器
・モバイルバッテリー
・貴重品や身分証明書のコピー
・1日分の水(約2リットル)、食料(簡単に食べられるもの)
・1日分の携帯トイレ(約7回分)
・着替え用の衣類や下着
・懐中電灯
・防災ラジオ
・ヘルメット
・生理用品(女性は避難袋に入れておくと安心)
・メガネや常備薬など必要なもの

【自宅避難用】
・飲料水と食料(最低3日分)
・生活用品(最低3日分)
・紙皿や割りばし
・カセットコンロ
・ラップ
・懐中電灯
・ランタン
・予備の電池
・ポリ袋
・簡易トイレ(最低3日分)
・ドライシャワー
・マウスウォッシュ
・ウォータータンク

食品と日用品は備蓄しよう! ローリングストックのすすめ!

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自宅避難をするときは最低3日分の水や食料、日用品が必要です。3日分というと、水だけでも6リットルは備えなければなりません。収納スペースが少ないから、防災グッズを準備できないという人もいるでしょう。

そこで、一人暮らしにおすすめなのがローリングストックです。普段から使う食品や日用品を少し多めに購入して、使いながら備蓄することを指します。

備蓄するのにおすすめの食品は、パックご飯や缶詰、野菜ジュースなどです。疲れていたり体調不良だったりするときにも、ローリングストックされた食材は役立つでしょう。日用品では、トイレットペーパーや箱ティッシュ、電池などをローリングストックします。

使いながら備蓄することで、収納スペースを節約できます。また、賞味期限切れを防ぐことができるのもメリットです。

一人暮らしに必要な災害グッズや対策をご紹介しました。福岡県内では毎年台風や大雨による被害があります。一人暮らしで慣れない土地に住んでいる人は、必ずハザードマップを確認して周辺にある避難所や危険箇所を把握しましょう。また、部屋にいるときに被害に遭わないように、家具や家電を固定したり避難経路を確保したりすることをおすすめします。必要最低限の防災グッズを準備して、いざというときに自分の身を守れるようにしましょう。

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