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効率よくキレイな部屋を手に入れよう! 上手な掃除機のかけ方
2023.05.18住まいのコツ
部屋の掃除に日々活躍してくれている掃除機。正しい使い方ができていますか? 今回は、掃除の効率を高めるための、掃除機の正しい使い方やポイントをご紹介します。
知っていますか? 掃除機の上手なかけ方
まずは、意外と知られていない、掃除機の上手なかけ方をご紹介します。
・力を抜いて姿勢よく
掃除機をかけるとき、床に押しつけて動かしていませんか? 掃除機をかけるのに、力は入れなくてOK。背筋を伸ばして姿勢よく、持ち手部分を軽く持って、ヘッドを床にすべらせるように動かしましょう。
・ノズルを動かす長さは、身長の半分
ノズルを動かす長さは、身長の半分くらいを目安にしてください。
身長の半分は、腕を自然と伸ばせる長さなので、無理なく掃除機がかけられます。結果として、ヘッド部分が床と密着して、ゴミやホコリを吸いやすくなりますよ◎
・かける速さはなるべくゆっくり
掃除機は往復5秒ほどかけて、ゆっくり動かすと、ゴミがよく吸えます。掃除機は、押すときよりも引くときの方が、吸引力が強くなるので、引くときには、特にゆっくり動かしましょう。
・帰宅後や休日の朝かける
ホコリは人の動きに合わせて、床から舞い上がり、部屋の中をただよいます。不在時にはホコリが床に落ちるため、長時間家を空けた後や、起床後のタイミングで掃除機をかけましょう◎
例えば、仕事帰りや、少し遅く起きた休日の朝にかけるのがおすすめです。
掃除機がけの効果を高めるためにできること3つ
次に、掃除機がけの効果を高めるためにできることを、3つご紹介します。掃除機をかける前や後に実践してくださいね。
1.掃除機をかける前に片付けをしておく
掃除機をかけるときには、事前に部屋の片付けをしましょう。掃除機をかけながら、床のものをどかしていくのは、あまり効率がよくありません。あらかじめ床の上のものを片付けておくと、掃除機がけがスムーズです♪
2.掃除機をかけた後に換気をする
掃除機をかけているときに換気をすると、ホコリが風に舞い上げられてしまいます。そうなると、掃除機をかけたところで、ほとんどのホコリは吸い取れません。窓を開けるのは、掃除機をかけた後にしましょう。
3.定期的に掃除機のメンテナンスをする
掃除機は、定期的にお手入れをしないと、吸引力が下がったり、使用電力が増えたりしてしまいます。
ヘッドの回転ブラシには、ホコリや糸くず、髪の毛などのゴミが絡みます。割り箸やピンセットで取り除きましょう。水洗いができるものは、洗って自然乾燥させます。
サイクロン式の掃除機は、併せてフィルター掃除もしてくださいね。取扱説明書の指示に従って、正しいお手入れをしましょう◎
知っていますか? 掃除機の上手なかけ方
掃除機はかける場所によって、ふさわしいかけ方やポイントがあります。以下の点を意識して、かけてみましょう。
・フローリング
フローリングは、溝の向きに沿って掃除機をかけます。ホコリや細かなゴミは、部屋の端など、人のあまり通らないところにたまりやすいので、掃除機を丸くかけないように注意しましょう。
・畳、い草ラグ
畳やい草ラグは、い草の目に沿って一方向に掃除機をかけます。強くかけると表面が傷んでしまうので、優しく軽くかけるように気をつけましょう。掃除機に和室モードがあれば、切り替えてくださいね。
畳の縁や溝、敷居にはホコリや細かなゴミがたまりやすいので、細いノズルに付け替えると、掃除しやすくなりますよ。
・カーペット、ラグ
カーペットやラグなどの敷き物、特に毛足の長いものには、ダニが発生していることも。そこで掃除機の二度がけをおすすめします◎
まずは一方向にかけ、全体にかけ終わったら、次に掃除機のヘッドの向きを90度変えて、十文字になるように二度がけします。毛を逆立てるようにしてかけると、カーペットやラグの中に埋まった、細かいゴミも吸い取れますよ。
掃除機は正しく使うことで、疲れずに効率よく掃除ができます◎ 併せて掃除機のお手入れもすると、吸引力のキープや省エネにつながりますよ。今回ご紹介した、掃除機のかけ方のコツやポイントを実践して、キレイなお部屋で気持ちよく過ごしましょう♪