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手軽にできる生ゴミの処理方法! 量や臭い対策も◎
2023.03.09生活のお役立ち情報
自炊していると面倒なのが生ゴミの処理。できれば量を減らして、ラクに片付けたいですよね。生ゴミといえば、臭いも気になるところです。そこで今回は、生ゴミを減らす工夫や、臭いの対策法を紹介します。
面倒な生ゴミ処理がラクになる! 生ゴミの扱い方のコツ
まずは後の処理がラクにできる、生ゴミの扱い方のコツを紹介します。
・シンク内に生ゴミをためない
生ゴミをシンクの中のゴミ箱や、排水口のゴミ受けにためていませんか?シンク内にゴミをためていると、洗い物をするのに邪魔ですよね。また、洗い物に使う水でゴミがぬれ、腐ってしまうことも。生ゴミはシンクの外にためるようにしましょう。
・入れる生ゴミの種類は限定する
福岡市では、生ゴミは「燃えるゴミ」に含まれるので、厳密な分別は必要ありません。
とはいえ基本的に生ゴミを分けて捨てる時には、できるだけ野菜や果物の皮や芯、肉や魚の骨、茶殻といった食品ゴミだけにしましょう。ティッシュやキッチンペーパーなど、水気を吸う紙ゴミは入れてもOKです◎
・三角コーナーを使わない
シンクの中に置く生ゴミ用の三角コーナーは、場所を取り、手入れも面倒。それならいっそ、使うのをやめてみませんか?最近ではさまざまな代用アイテムも登場しているので、試してみましょう。次の章でくわしく紹介します♪
手軽に使える♪ おすすめしたい三角コーナーの代用アイテム
三角コーナーはあると邪魔だけど、ないと不便…そんな時におすすめできる代用アイテムを紹介します。
・チラシ、新聞紙
チラシや新聞紙などの紙で、箱や袋を折って使います。多少の水気は吸い取ってくれるので、生ゴミを捨てるのにぴったりですね◎
・牛乳パック
牛乳パックなど、大きめのパック飲料のパックを再利用する方法です。生ゴミを捨てやすい高さに切ってから、使いましょう。パックは水気に強く、丈夫なので、生ゴミを捨てるのに向いています。最後に水気を絞るのも、手を汚さず簡単にできますよ。
・ポリ袋、水切り袋
スーパーなどでもらえるポリ袋を使います。手軽に使え、捨てられるので処理がラクです。自立しないので、専用のホルダーを使うのも◎ 最近では100円ショップなどで、自立する生ゴミ用の水切り袋も扱われています。
面倒な生ゴミ処理がラクになる! 生ゴミの扱い方のコツ
次に生ゴミを減らすために試したい、3つの工夫を紹介します。
(1)野菜や果物の皮を食べる
野菜や果物の中には、皮まで食べられるものがたくさんあります。例えば、大根やかぶ、にんじん、かぼちゃ、りんごやぶどうなど。皮には栄養も豊富に含まれていますよ。よく洗ったり、加熱したりして、皮までおいしく食べましょう!
(2)食材を長持ちさせる
食材の期限を切らしたり、腐らせたりすると、生ゴミが増えてしまいます。食材はそれぞれ、長持ちさせるコツがあるので、試してみましょう。
例えば根菜類は、新聞紙やキッチンペーパーにくるんで保存する、葉物野菜やキノコ類は、切ったりバラしたりして冷凍するなど。鮮度を長持ちさせる、専用の保存袋を使うのもおすすめです♪
(3)食べ残しを減らす
食べ残さないことも、生ゴミを減らすことにつながります。基本的には、作ったり買ったりするのは食べる分だけにしましょう。食べ残しは次の食事に回すか、リメイクするのもおすすめです◎
手軽にできる◎ 生ゴミの臭い対策
最後に、生ゴミの臭いの対策法についてまとめます。
・水気を切る
生ゴミは水気を多く含み、それが臭いの原因になっています。なるべく水気を切って、捨てるようにしましょう。三角コーナーやプラのゴミ箱を使う場合には、底にチラシや新聞紙を敷くと、水気を吸収してくれますよ◎
・乾燥させる
生ゴミは乾燥させると、臭いが出にくくなります。ポリ袋などに入れる場合、袋の口は縛らずに換気扇の下に置いておくと、乾燥しやすくなりますよ。袋に入れる前の生ゴミを、新聞紙や牛乳パックの上などに広げて乾かしてから捨てるのもおすすめです。
・ナチュラル洗剤を使う
重曹やクエン酸といったナチュラル洗剤には、消臭効果があります。腐敗臭がする時には、アルカリ性の重曹を、生臭さやアンモニア臭がする時には酸性のクエン酸を、場面によって使い分けましょう。生ゴミの上に直接粉を振りかけるだけでOKです。
・茶葉を使う
コーヒーのカスや緑茶の出がらしは、捨てずに乾燥させます。生ゴミに混ぜると、消臭効果が期待できますよ♪
生ゴミの処理は、ポイントさえ押さえていれば、そんなに面倒ではありません。大切なのは水気を切って乾燥させ、かさを減らすこと。こうすればラクに片付けられるうえ、地球に優しいエコにもつながります。この記事を参考にして、自分に合った生ゴミの扱い方を見つけてみてくださいね♪