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1月に食べたい! 年の初めにいただくと縁起のいい食べ物
2023.01.05季節のイベント
今年もよい1年になりますように! 年の初めに縁起のいい食べ物をおいしく食べて、素敵な1年に向けて弾みをつけてみませんか? お正月料理を食べられなかった方も、まだ間に合います。おいしい縁起物をいただいて、運を呼びこみましょう。
おせち料理はやっぱり縁起がよい! 新年に食べたい食材が詰まっていた!
新年最初にいただく料理といえば「おせち」ですね。おせちは縁起のいいものをお重に詰めた料理です。このため、お正月におせちを食べた人はそれだけで、いい運を取りこめているといえます。おせち料理には、次のようないわれがあります。
・紅白蒲鉾:紅の色はめでたさを、白の色は神聖を表す
・栗きんとん:黄金色に輝く見た目が財宝に似ていることから、豊かさを呼びこむ
・黒豆:「まめ」に働けるようにという語呂合わせから、健康な1年にしたいという願いが込められている
・昆布巻:「喜ぶ」に似ていることから、嬉しいことの多い年になるようにという願いが込められている
年が明けたら「うどん」を食べよう!
お正月を迎える前、大晦日にいただく食べ物として「年越しそば」が定番ですが、新年を迎えたら「年明けうどん」を食べると縁起がいいとされています。うどんが太くて長いことから、「丈夫に長生きできますように」という意味合いがあります。
年明けうどんは、うどんの本場香川県で誕生しました。うどんを1月に食べれば何でもよいというわけではなく、年明けうどんは次のように定義されています。
・純白のうどんに、新年を祝う「紅」のトッピングを1点入れること
・元旦から1月15日までに食べること
紅の色のトッピングには決まりがないので、お好みで梅干しやかにかま、明太子などを入れてはいかがでしょうか?おせち料理を食べ損ねた方も、うどんだったら気軽にいただけそうですね。
おせち料理はやっぱり縁起がよい! 新年に食べたい食材が詰まっていた!
おせち料理も同様ですが、縁起がいい食べ物のなかには、語呂合わせやダジャレのような由来をもつものが多くあります。語呂合わせで縁起がいいとされている食材の主な例は、次の通りです。
・タイ:「目出鯛(めでたい)」という語呂合わせに由来
・タコ:「多幸(たこう)」に似ている言葉だから
・イヨカン:「いい予感」から連想される言葉だから
このように、縁起がいい語呂合わせの食材を1月にいただくと、運を呼びこめるかもしれません。ほかにも、ウインナー(英語で「winner」は「勝者」という意味)やカツオ(「勝男」という漢字を充てられる)などを食べるのもおすすめです。
形で縁起を担ぐ! 1月に食べたいのは「納豆」「レンコン」「おにぎり」
形や性質によって縁起がいいとされている食べ物もあります。次のようなものは、縁起のいい食べ物の一例です。
・納豆:ネバネバ食材全般は、最後まで粘り強く頑張れるという意味合いがある
・レンコン:穴のあいた形状から「先を見通すことができる」という意味合いをもつ
・おにぎり:別名「おむすび」と呼ばれることから、「良縁を結ぶ」や「努力が実を結ぶ」という意味合いがある
2023年に試験や昇進などの予定があって勝負の1年になりそうな方は、納豆やレンコン、おにぎりなどを意識して取り入れてはいかがでしょうか?
1月に食べたい縁起のいい食べ物をご紹介してきました。お正月のおせち料理は、縁起のいい食べ物がたっぷり詰まった料理です。新年に縁起物を食べて、すばらしい1年にしたいという願いが込められた料理だといえます。おせち料理を食べ損ねた方も、ご紹介した縁起物を食べて、幸運を呼びこんではいかがでしょうか? とくに、年明けうどんやおにぎりは、スーパーやコンビニでも手に入りやすいものです。気軽に縁起のいい食べ物を取り入れたいですね。