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時短にもなって快適! 部屋をルンバブルにするコツとは
2022.10.20インテリア
「床の掃除をお任せできちゃうお掃除ロボットが欲しいけど、部屋が散らかっているから使いこなせなさそう…」 そんな方にお掃除ロボットが機能を最大限発揮できる、部屋作りのコツをご紹介します。
そもそもルンバブルって何のこと?
「ルンバブル」とは、「Roomba(ルンバ)」と「able(できる)」を掛け合わせた造語。ルンバなどのお掃除ロボットが掃除しやすい部屋のことを表した言葉です。
朝出かける前にセットしておけば、帰宅したときには部屋がきれいに掃除された状態になるので、お掃除ロボットは忙しいビジネスパーソンに支持されています。
しかし、せっかくお掃除ロボットを導入しても、部屋がルンバブルでないと、掃除が終わらないまま途中で止まってしまいます。お掃除ロボットを使うなら、ルンバブルな部屋にすることが大切です。
お掃除ロボットはどんな部屋が苦手?
お掃除ロボットを購入する前に、ルンバブルではないのはどんな部屋なのかをご紹介します。次の3つに当てはまる場合、お掃除ロボットで部屋をきれいにしようと思っても、使えない可能性があるでしょう。
・床に物が多い部屋
お掃除ロボットは、床のゴミやホコリを吸い込むアイテム。一般的な掃除機と同様に、床に物が多いと掃除ができません。
・段差のある部屋
お掃除ロボットは、段差を乗り越えることができません。また、落下防止センサーがついているものの、床の色や素材によっては認識できずに落ちてしまうことがあります。基本的に、フラットな床を掃除するものだと考えたほうがよいでしょう。
・狭い通路がある部屋
お掃除ロボットが通れないほど狭い通路がある場合には、当然ですが先に進めないため掃除ができません。
そもそもルンバブルって何のこと?
ルンバブルな部屋作りをするためには、家具選びが大切です。これから家具を購入予定で、お掃除ロボットも導入したい方は、ぜひ選び方を参考にしてみてくださいね。
・ソファやベッドは、床との隙間が10cm以上確保する
・イスやテーブルは、脚と脚の間が36cm以上のものを選ぶ
・カーペットやラグは、厚さ2cm以内の薄手のものにする
ソファやベッドの下を掃除してほしいなら、お掃除ロボットが入れるように高さのある家具を選びましょう。イスやテーブルも、お掃除ロボットが通れるスペースを確保します。また、厚手だったり毛足が長かったりするカーペット・ラグは、お掃除ロボットが引っ掛かってしまいます。なるべく薄手で丈夫なラグを選びましょう。
ルンバブルな部屋作りのコツ【床に物を置かない工夫】
ルンバブルな部屋にするためには、床に物を置かない工夫が必要です。床に物を置かないために、次の3つに注意してみましょう。
・お掃除ロボットのスイッチを入れる前に、床にあるものを片付ける
・コード類は束ねたり壁に這わせたりして、床から浮かせる
・ゴミ箱や収納棚などを壁掛け式のものに替える
お掃除ロボットを動かすときは、床に物がない状態にします。このため、ゴミ箱など動かせるものは、テーブルや棚の上に移動させましょう。イスは、小学校の掃除のときのようにひっくり返してテーブルに置いたり、手すりを引っ掛けて浮かせたりします。
また、床に置かれていることの多いコード類は、お掃除ロボットが引っ掛かりやすいので、浮かせた状態にするのがおすすめです。
マグネットで冷蔵庫などに設置できるゴミ箱や、壁につけられる収納棚を使うと、床にスペースができてルンバブルな部屋になります。
ルンバブルな部屋にするコツについて解説しました。ルンバブルな部屋にするためには、床に物を置かないように工夫することが大切です。お掃除ロボットが通れるスペースや床からの高さを確保できる家具を選びましょう。また、掃除前に床にあるものを上に置いたり、収納などを壁掛けにしたりすると、床をすっきりさせることができます。ルンバブルな部屋にして、お掃除ロボットの機能を最大限に発揮してもらいましょう!