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スマホやPCで目が疲れたら? 知っておきたい疲れ目対策
2022.09.15生活のお役立ち情報
スマホやPCの見過ぎで疲れ目…そんな人のために、簡単なストレッチや目によい食べ物、おすすめのアイケアアイテムをご紹介します。
現代人は目を酷使している? 疲れ目の原因とは
夕方になると、目がショボショボしたり、目の疲れや痛みを感じたりすることはありませんか? 私たちは日頃からスマホで調べものやゲームをしたり、友人と連絡を取り合ったりしています。また、仕事ではPCで長時間作業している方も多いでしょう。
スマホやPCなど、電子機器のディスプレイは紙の印刷物よりも目を疲れさせます。スマホやPCは近距離で集中して小さな文字を見続けるため、まばたきの回数も少なくなって目の乾きの原因になることも。乾いた状態で目を酷使すると、余計に目の疲れを助長させます。
このように、スマホやPCが欠かせない現代人の生活は、目を疲れさせる要素が多いのです。
目を疲れさせない! スマホやPCの正しい使い方
疲れ目の原因となるスマホやPCですが、正しい使い方をすることで多少目の疲れを軽減できます。次の2点に気をつけて、スマホやPCを使ってみてはいかがでしょうか?
・10~15分ごとにスマホやPCから目を離して遠くを見る
酷使した目を、しっかり休憩させることが大切です。仕事中も定期的にPCから目を離して、遠くを眺めましょう。
・スマホやPCのディスプレイと目との距離は、40cm以上確保する
ディスプレイを近い距離で見ていると、疲れ目の原因になります。日頃から40cmの距離を意識して、ディスプレイに近づきすぎないようにしましょう。
現代人は目を酷使している? 疲れ目の原因とは
目のまわりの筋肉を動かすと、血行がよくなり疲れ目を軽減できる効果があります。オフィスで座ったままできる、疲れ目に効果的なストレッチを2つご紹介します。
・強めのウィンクストレッチ
片目ずつ、強めにウィンクを繰り返します。10回ずつウィンクをしたら、最後に両目ともにぎゅっと強く閉じます。数秒後、パッと目を開けると、いつもよりすっきりしているはずです。疲れ目が気になるときは、このストレッチを3セット行いましょう。
・目線を動かすストレッチ
顔はまっすぐ前を見たまま、目線だけ動かすストレッチです。上・左・下・右と、顔を固定したまま目線だけゆっくり動かします。慣れてきたら、順番をかえて上・下・左・右と目線を動かす動きもやってみましょう。目の奥にある筋肉をほぐす効果があります。
疲れ目に悩む方におすすめ!疲れ目対策アイテム
疲れ目に悩む方におすすめしたい、疲れ目対策アイテムをご紹介します。
・アイマスクやアイピロー
アイマスクやアイピローは、目のまわりをじんわりと温めるアイテム。使い捨てタイプと電子レンジで温めて繰り返し使えるタイプがあります。香り付きのものもあるので、好きなアロマとともにリラックスできるものを選びたいですね。
・ブルーライトカット眼鏡
仕事でPC作業が多い方におすすめしたいのが、ブルーライトカット眼鏡です。疲れ目の原因であるPCからのブルーライトをカットしてくれます。UVカット機能が付いているタイプもあるので、選ぶときの参考にしてみてはいかがでしょうか?
・疲れ目用の目薬
ピント調整機能に作用する目薬を使うと、目の乾燥を防ぎ疲れ目を軽減できます。目の疲れを感じたらすぐに使えるよう、オフィスのデスクやカバンに1つは入れておきたいアイテムです。
疲れ目に悩む方におすすめ!目によい食べ物
疲れ目を体の内側から改善したいなら、目によい食べ物をとりましょう。次の食べ物が目によいものの代表例。今日の献立に加えてみてはいかがでしょうか?
・ブルーベリー
目の健康によい食品として知られているブルーベリー。ブルーベリーに含まれているアントシアニンが目の疲れに効果的といわれています。ブルーベリー以外にも、紫キャベツやブドウなどに含まれているアントシアニン。一度に大量に摂取しても効果は持続しないので、こまめに食事に取り入れましょう。
・イカやタコ
イカやタコに含まれるタウリンも、疲れを軽減する作用があります。タウリンは栄養ドリンクにも配合されている栄養素で、疲れ目だけでなく体全体の疲労回復に効果的です。
現代人の生活に欠かせないスマホやPCは疲れ目の主要な原因です。疲れ目を少しでも軽減するための、正しい端末の使い方や疲れ目に効果のあるアイテム・ストレッチ・食べ物を紹介してきました。近い距離で長時間ディスプレイを見ていると、目の疲労が蓄積されていきます。このため、ディスプレイと目は40cm以上離し、10~15分に1度は遠くを眺めて目を休憩させましょう。