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マンションはカビに注意！ 対策グッズやアイテムをご紹介
2022.09.22住まいのコツ
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暦の上では秋ですが、まだまだ残暑の厳しい9月。温度と湿気の両方が高く、カビが繁殖しやすい季節です。今回は、マンションのお部屋でできるカビ対策について、おすすめの対策グッズやアイテムの紹介を交えながら解説します。
なぜマンションはカビが出やすい？ 2つの理由
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実は、集合住宅のマンションは、一戸建てよりもカビが発生しやすい傾向にあります。その理由は、主に以下の2つです。
（1）窓が少ないから
マンションは隣の部屋と壁を共有する構造のため、その分窓が少ないという特徴があります。窓が少ないと換気がしづらく、部屋の中に湿気がこもりがち。カビは湿度の高い環境を好むため、繁殖しやすくなります。
（2）機密性が高いから
日本には鉄筋コンクリート造のマンションが多く、機密性が高いことで知られています。機密性が高いマンションには隙間が少なく、冷暖房が効きやすいため、室内の温度を保ちやすいというメリットがあります。しかし隙間風がない分、自然には換気されません。換気をしないままでいると、湿気がこもり、カビの発生につながります。
【部屋全体のカビ対策】とにもかくにも換気と除湿！
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カビの発生を抑えるには、お部屋の湿気を減らす必要があります。湿気を減らすために最も効果的な方法は、換気と除湿の2点です。
（1）換気
最もシンプルな換気の方法が、窓を開けることです。もし窓が2箇所以上にあるなら、同時に開け、空気の通り道を作りましょう。窓が1つだけなら、扇風機やサーキュレーターを窓の方に向け、空気を流すと効果的。マンションに24時間換気システムが備わっている場合には、常時作動させておきましょう。
（2）除湿
雨の日や暑い日、寒い日など、窓を開けて換気できない時には、除湿をしましょう。除湿機はもちろん、エアコンのドライ機能でも十分効果がありますよ◎ 除湿をすると、じめついた空気がサラサラになり、快適です。室内の湿度は、カビの菌が活動を始める湿度60％以下に抑えるようにすることがポイントです。
なぜマンションはカビが出やすい？ 2つの理由
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シャワーや入浴でお湯を使うため、カビが繁殖しやすいバスルーム。カビ予防におすすめなのが、近頃お風呂グッズ収納の定番になりつつある、「つるす収納」です。
洗面器やスポンジ、ブラシ類は、収納用にヒモを通せる穴が開いているアイテムがありますよね。最近ではシャンプーやボディソープのボトルも、タオル掛けなどにつるして収納できるツールが、100円ショップなどで売られています。
従来は床に置いたままにするのが普通だった風呂椅子も、最近ではバスタブに引っ掛けたり、マグネットで壁にくっつけたりできるタイプのものも。床にものを置かないため、浴室が広く使え、掃除がしやすくなるので、カビの発生も抑えられます◎
【寝具のカビ対策】通気性に優れたパレットベッドはいかが？
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体を休めるためのベッドや布団。気づかないうちにカビが繁殖していたら、げんなりしてしまいますよね。人は寝ている間にコップ1杯分の汗をかくと言われており、汗の染み込んだ寝具は、カビの温床となりがちです。
でも、毎日寝具を上げ下げしたり、干したりするのは大変！ そこでおすすめなのが、DIY感覚で使えるパレットベッドです。パレットベッドは、元々は物流で荷物を載せるための台として使われる、縦×横50cmほどのパレットを複数枚組み合わせて作ります。通気性が良く、バラせば床掃除も簡単にできるので、カビ対策にぴったりですよ◎
すのこのように1枚が大きくないので、取り扱いはとてもラク。重ねて片付ければ、アレンジ次第でソファや椅子としても使え、ワンルームなどの小さなお部屋でも邪魔になりません。
【クローゼットのカビ対策】さまざまなタイプの除湿剤・除湿器を試してみよう♪
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日常的に身に付けて使う衣類には、見えない汗や皮脂が付いています。これらを、風通しが悪く、湿気の多いクローゼットに仕舞うと、カビの格好の餌食となってしまうでしょう。
クローゼットでできるカビ対策の定番アイテムが、湿気の多い場所に置いて使う、使い捨ての除湿剤。湿度を吸収すると水がたまり、替え時が一目でわかります。クローゼットで使うなら、つり下げるタイプのものもおすすめです。
また最近人気なのが、コードレスで半永久的に使える、コンパクト除湿器。除湿ペレットが内蔵されており、専用の乾燥機で乾燥させることで、何度も使えます。見た目もシンプルで、インテリアにもなじみますよ。ゴミも出ず、エコでサステナブルなのも魅力的ですね◎
マンションは窓が少なく機密性が高いため、カビが繁殖しやすい環境になりがち。でも換気と除湿が効果的にできれば、カビの好む湿気を減らせます。また、カビ対策ができるグッズやアイテムにも、さまざまなものがありますよ。カビにお悩みの方は、積極的に取り入れてみてくださいね♪