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もう怖くない! 安眠を妨げる蚊の撃退方法
2022.08.04生活のお役立ち情報
寝る前に蚊の「ブーン」という音を聞いて、眠れなくなった経験はありませんか? マンションの高層階なのに蚊に刺されたという方もいるかもしれません。一人暮らしの部屋におすすめの、蚊を寄せ付けないアイテムをご紹介します。
閉め切っているのに…。なぜ蚊は家の中に入ってくるの?
玄関やベランダの窓を閉めていても、どこからともなく蚊は入ってきます。また、蚊は高いところまで飛べないといわれていますが、マンション高層階の部屋で蚊に刺された経験がある方もいるでしょう。気をつけていても、蚊は次のような場所から侵入してきます。
・網戸の隙間
・扉を開閉したときの入り口
・換気口
マンションの高層階であっても、エレベーターに乗って蚊が侵入することもあります。部屋の中で蚊に刺されないためには、蚊除け対策をしっかり行う必要があるのです。
蚊に刺されやすい人必見! 蚊が寄ってくる原因は3つ
家族や友人と一緒に過ごしているときに、ほかの人は蚊に刺されず、自分ばかりがかゆい思いをするという経験はありませんか? 蚊が寄ってくる原因は次の3つ。蚊に刺されやすい人は対策をしてみましょう。
・二酸化炭素
吐く息に含まれている二酸化炭素を感知して、蚊は寄ってくる性質があります。アルコールを摂取すると通常よりも二酸化炭素の排出量が多くなるため、蚊に刺されやすくなるでしょう。
・高い体温
体温が高ければ高いほど、蚊は集まってきます。運動や入浴のあとは、普段よりも体温が高く蚊に刺されやすい状態になります。
・体臭
蚊は汗のニオイも察知します。汗や足のニオイに寄ってくることが分かっているので、こまめに拭いて清潔な状態を保ちましょう。
閉め切っているのに…。なぜ蚊は家の中に入ってくるの?
蚊除け対策法として、一人暮らしの方におすすめなのは殺虫剤を使うこと。火を使わないタイプの殺虫剤は、室内でも気軽に使えます。特におすすめしたい殺虫剤は、次の3つのタイプです。
・液体タイプ(コンセント式)の殺虫剤
液体タイプの殺虫剤は、電気を使って殺虫成分を部屋の隅々まで広げます。部屋の隅に止まっている蚊もしっかり落とせるので安心です。
・ワンプッシュタイプの殺虫剤
ワンプッシュタイプの殺虫剤は、部屋の四隅にスプレーをすると約12時間蚊がいなくなるというもの。火も電気も必要ないので、手軽に使えます。
・液体タイプ(電池式)の殺虫剤
液体タイプの殺虫剤を使いたいけれどコンセントの空きがないという方には、電池式がおすすめです。持ち運びができるので、ベランダや浴室などの蚊除け対策にも使えます。
部屋の蚊除け対策法2:ナチュラル派ならハーブの香りがおすすめ
蚊に刺されるのは嫌だけど、殺虫剤のニオイも苦手という方には、虫除け効果のあるハーブがおすすめです。レモングラスやミント、ゼラニウムなどのハーブには蚊除け効果があります。ベランダや玄関先など、蚊が侵入しそうな場所に置いておきましょう。
ただ、ハーブを置いているだけではそれほど効果がありません。、葉を擦って香りを出したり、ハーブ水を作ってスプレーをしたりすると、より蚊が嫌がります。こうしたナチュラルな方法で蚊除け対策をしてみるのもよいでしょう。
一人暮らしの部屋に侵入する、蚊除け対策法について解説しました。マンションの高層階でも、戸締りをしっかりしていても、蚊は侵入してきます。人の吐く息や体温、体臭を感知して寄ってくるので、蚊に刺されやすい方は飲酒やスポーツのあとの蚊除け対策を徹底しましょう。一人暮らしにおすすめなのは、殺虫剤での蚊除けです。しかし、もし殺虫剤が苦手な場合には、蚊が嫌いなハーブの香りを利用するのもおすすめです。蚊除け対策をしっかりして、今年の夏は安眠したいですね。