ニュース&コラムnews&column
効きすぎた冷房は不調の原因に。 会社でできる冷え対策
2022.07.31ファッション・ビューティー
会社の冷房が効きすぎていると、手足が冷えてむくんだり、だるくなったり、頭が痛くなったり、いわゆる「冷え性」と呼ばれるさまざまなトラブルの原因に。会社でもできる、夏の冷え対策をご紹介します。
暑い季節なのに? 実は冬よりも冷えやすい、夏のカラダ
夏は暑い季節ですが、冷えに悩む人も多くいます。実は会社で働く人にとって、夏は冬よりも体が冷えやすい季節なのです。それには3つの原因があります。
・冬よりも薄着の状態で冷房の効いた場所に長くいるから
・暑い屋外とエアコンの効いた寒い室内を出入りすることで、自律神経が乱れやすくなるから
・冷たいものを食べたり飲んだりしがちだから
夏のオフィススタイルは、ジャケットなしのクールビズが主流です。また、夏は冷たい食事や飲み物を摂る機会が多いでしょう。このように外からも内からも体を冷やしてしまうため、からだはどんどん冷えて行き、消化不良や体のだるさなど、さまざまな不調が出てきます。
冷えの大敵! 会社のエアコンとの付き合い方
冷房の効いたオフィスで長時間働くと、体が冷えて不調が出やすくなります。会社が寒いと感じるなら、次のような冷え対策グッズを取り入れてみませんか?
・ストールやひざ掛けを常備しておく
会社に大きめのストールやひざ掛けを常備しておけば、寒いと感じたときにすぐに取り出して使えます。ひざの上に1枚掛けるだけでも、温かさを感じるはずです。
・レッグウォーマーやカーディガンを持ち歩く
女性の場合、夏場は素足で通勤している方もいるかもしれません。素足だと余計に寒さを感じやすいため、オフィスワーク中はレッグウォーマーや靴下を着用しましょう。また、薄手のカーディガンを持ち歩くのもおすすめです。通勤時、電車やバスの車内で寒さを感じたときに羽織るだけでも寒さ対策ができます。
・腹巻を着用する
夏服でも目立たない薄手の腹巻を着用するのもおすすめです。体が冷えるとお腹の調子が悪くなりやすい方は試してみてください。
暑い季節なのに? 実は冬よりも冷えやすい、夏のカラダ
昼食や仕事の合間に、ついつい冷たい食べ物や飲み物を口にしていませんか? 夏は冷たいものがおいしい季節ですが、冷え対策のためには意識して温かいものをいただくようにしましょう。
たとえば、ランチのときに温かいスープや味噌汁を追加してはいかがでしょうか? 温かい汁物をゆっくり食べれば、冷えた体が温まり、リラックスできるはずです。
仕事の合間に飲んでいるドリンクも、なるべく体を冷やさないものを選びましょう。温かい飲み物でも、コーヒーや緑茶は体を冷やす飲み物です。ほうじ茶・ココア・レモンティーをホットで飲むと体が温まります。
冷え対策2:通勤時や休憩中に軽い運動をしよう
運動したり歩いたりすることも、冷え対策に効果的です。とくに足先が冷えている場合には、体の血流が悪くなっている可能性があります。会社でもできる軽い運動として、以下の3つがおすすめです。
・通勤時に少し長めに歩く
出勤時は汗が気になるかもしれませんが、退社時に1駅分歩くのはいかがでしょうか? ウォーキングを習慣にすることで、脚に筋肉がついて血流がよくなります。
・仕事の合間に屈伸運動をする
ずっと座っている状態だと、血液の流れが悪くなってしまいます。1時間に1回は立ち上がって、屈伸運動をすると足先の冷えを改善できるでしょう。
・座ったままつま先とかかとを上げ下げする
仕事の合間に立てないという方のために、座ったままできる簡単な運動をご紹介します。足の裏をぴったりと床につけ、つま先とかかとを交互に上げ下げする運動です。足先が冷えている方は、この運動をするだけでも温まるのを感じるかもしれません。
エアコンの効いた会社での冷え対策について解説しました。夏場は薄着や冷たい飲食物などの原因により、冬よりも体が冷えがちです。寒さを我慢するのではなく、ひざ掛けやカーディガンなどを羽織って、冷房で体を冷やさないように心がけましょう。また、温かいものを食べたり軽い運動をしたりすることも、対策として効果的です。ぜひ取り入れてみてくださいね!