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スマホの寿命はどのくらい? 長持ちさせるコツを説明します
2022.02.10生活のお役立ち情報
新機種が続々と登場するスマホ。しかし10万円以上する機種も多く、頻繁に買い替えるのは難しいのが実情です。そこで、スマホの寿命を延ばして、長持ちさせる方法をご紹介します。
スマホの寿命は何年? みんな、どのくらい使っているの?
あなたは、今のスマホを何年くらい使っていますか? 内閣府が2021年3月に行った「消費動向調査」では、スマホを含む携帯電話を使う年数は平均すると「4.3年」という結果でした。(※)
しかし感覚としては、2年ほどでスマホのパフォーマンスが悪くなったと感じることも多いでしょう。携帯電話会社のプランでも、2年での買い替えを前提としたものが出ています。
※出典:内閣府 経済社会総合研究所 景気統計部「消費動向調査 令和3年3月実施調査結果」
https://www.esri.cao.go.jp/jp/stat/shouhi/honbun202103.pdf
スマホを長持ちさせたいなら、バッテリーの取り扱いが大事!
スマホの調子が悪くなったと感じる多くの場合、原因はバッテリーにあります。毎日、フル充電しているのに、1日経たずにバッテリー切れになったという経験がある方も多いはず。
スマホのバッテリーは、充電を繰り返すとどんどん劣化していきます。一般的には、300回充電すると約7~8割、500回の充電で約5~7割、劣化するといわれています。つまり、毎日1回充電している場合は、1年経たずに7~8割程度バッテリーが劣化してしまうのです。
劣化したバッテリーを新しいものに交換すれば、スマホのパフォーマンスは元に戻る可能性があります。ただし、スマホの機種によっては、バッテリー交換できないものもあるので注意が必要です。
1回の充電で使える時間が半分程度になったら、バッテリーの交換かスマホの買い替えを検討しましょう。
スマホの寿命は何年? みんな、どのくらい使っているの?
スマホのバッテリーの寿命を延ばすためには、正しい方法で充電することが大切です。具体的には、以下のことに注意しましょう。
・充電が完了したら、すぐに充電器から外す
・バッテリーの残量がゼロの状態になったら、速やかに充電する
・純正品かメーカー認証品の充電器を使用する
・充電中はスマホを使用しない
特に気をつけたいのが、就寝中の充電です。フル充電状態になっているのに充電器に繋ぎっぱなしだと、バッテリーが劣化しやすくなります。可能であれば、起きているときに充電して、フルになったらすぐに充電器から外しましょう。
バッテリー以外も要チェック! スマホを長持ちさせる方法
スマホの寿命を縮めてしまう原因は、バッテリーだけではありません。スマホを落として破損させてしまうと、まったく使えなくなる可能性があります。バッテリー以外の、スマホを長持ちさせるための方法やグッズをご紹介しましょう。
・スマホの画面を守るために、保護フィルムを貼る
スマホの画面は傷がつきやすいもの。衝撃から画面を守るために、保護フィルムを貼りましょう。
・スマホの落下を防ぐグッズを使う
スマホを落とすと、画面がひび割れたり本体が凹んだりしてしまいます。ストラップやスマホリングなど、落下を防ぐためのグッズを付けるのがおすすめです。
スマホの寿命を延ばして長持ちさせる方法をご紹介しました。高価なスマホを頻繁に買い替えるのは大変です。なるべくなら、上手に使ってスマホを長持ちさせたいですね。
スマホの寿命を決めるカギはバッテリーにあります。正しい充電方法を心掛けてバッテリーを長持ちさせましょう。また、お持ちのスマホがバッテリーを交換できる機種なら、携帯電話会社に確認して交換を依頼するのもおすすめです。