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全身スッキリしたい! 体の中からむくみを解消しよう!
2021.05.31ファッション・ビューティー
夕方、帰宅すると足が痛い…理由は足がむくんでいるからです。むくみを放置しておくとデメリットがたくさんあります。今回は、むくみを放置しておくとよくない理由をはじめ、むくみ解消に効果的な食材やレシピをご紹介します。
むくみを放置しておくとよくない理由
足や顔がむくんでしまうのは、水分や老廃物がリンパ管に戻らずに皮膚の下に停滞しているからです。デスクワークや運動不足、飲酒、水分不足など、むくみの原因は日常にあふれています。むくみを放置しておくと、以下のようなデメリットが…
・足が太く見える
・代謝が悪くなる
・セルライトができる
むくんでしまうと足が太く見えてしまうのはもちろん、代謝が落ちてセルライトができてしまうことも。余分な水分や老廃物が皮膚の下にたまった状態が続くと、酸素や栄養素を運ぶ妨げになって代謝が落ちてしまいます。代謝が落ちることによって脂肪細胞がうまく燃焼されなくなり、セルライトができてしまうのです。
このような状態にならないためにも、むくみはしっかり解消しておきましょう! 次は、むくみ解消に効果的な食材を紹介します♪
むくみに効果的な成分と食材とは?
むくみ解消に効果的な成分は「カリウム・ビタミンE・クエン酸」の3種類です。とくにカリウムはむくみ解消に一番取り入れておきたい成分です! カリウムには塩分の排出を促す効果や利尿作用があるので、体内の余分な水分を排出してむくみを解消してくれます。
ビタミンEには血流をよくして、むくみにくくする効果が。そして、クエン酸はむくみ解消効果があるわけではありませんが、体内の代謝を助けてむくみを予防します。では、これらの成分はどんな食材に含まれているのでしょうか。それぞれみてみましょう。
・カリウム
カリウムは果物や野菜、海藻、豆類、芋類などのさまざまな食材に含まれています。たとえば「バナナ・キウイ・リンゴ」「かぼちゃ・きゅうり・ほうれん草」「昆布・ひじき」「枝豆・あずき」「山芋・里芋・じゃがいも」などです。
・ビタミンE
ビタミンEは「ナッツ類・植物油・モロヘイヤ・かぼちゃ」などに多く含まれています。しかし、ナッツ類や植物油は脂質が多いので、過剰摂取は控えてください。
・クエン酸
クエン酸を多く含む食材は「レモンなどの柑橘類・酢・梅干し」です。クエン酸は疲労物質である乳酸を分解し、疲労回復にアプローチするうれしい効果も。ただし、梅干しには塩分が多く含まれているので、食べすぎは注意です。
むくみを放置しておくとよくない理由
ここでは、むくみ解消に効果的なレシピを2つご紹介します♪
【野菜たっぷり燃焼スープ】
(作り方)キャベツやにんじん、玉ねぎ、しめじなどの好きな野菜とベーコンやウインナーを食べやすい大きさに切ります。水とトマト缶、コンソメと塩少々を加えて煮込むだけで完成です。お好みで生姜を加えると代謝アップも期待できます◎
【揚げない野菜チップ】
(作り方)じゃがいもやかぼちゃ、にんじん、ごぼうなどの好きな野菜をスライスして並べ、600Wのレンジで1~3分ほど様子を見ながら加熱し、一度取り出して野菜を裏返しにします。さらに、レンジで1~2分加熱し、野菜がパリっとしたら完成です。
食材から補いきれないときにはサプリや漢方に頼る
むくみ解消効果のある成分を食材から摂取するのが難しいときには、サプリや漢方に頼りましょう。サプリであれば、「カリウム・ビタミンE・クエン酸」が補えるものを。漢方であれば「五苓散(ごれいさん)・当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)・牛車腎気丸(ごしゃじんきがん)」の3つが効果的です。
ただし、漢方は体質に合わせて飲むことが大切なので、できれば薬剤師や医師と相談しながら決めてください。
仕事やライフスタイルの中で「むくみ」は避けられないものです。むくみを放置しておくと、代謝が落ちて太りやすくなってしまいます。そうならないためにも、むくみ解消に効果的な成分の「カリウム・ビタミンE・クエン酸」を積極的に摂取してください。食材から摂れないときにはサプリや漢方をうまく利用して、むくみを予防・解消し、全身をスッキリさせましょう!