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お酒のお供にチーズはいかが? 奥深い魅力と楽しみ方
2021.04.08生活のお役立ち情報
栄養満点なのにダイエット中にも手軽につまめるチーズ。ワインのおつまみというイメージが強いかもしれませんが、ワイン以外のお酒にも、それぞれに合うチーズがあるんです。さらにアレンジを加えるとおいしさ倍増! チーズの魅力と楽しみ方をご紹介します。
チーズの魅力は、その栄養価にあり! ダイエット中に食べても大丈夫って、ホント?
最近ではスーパーなどでも品ぞろえ豊富で、簡単に手に入るチーズ。普段からお酒を飲む方の中には、そのお手軽さから冷蔵庫に常備している方も多いかもしれませんね。お皿にのせて食卓に並べるだけでもサマになるチーズは、栄養面から見ても、とても優秀な食材なんです。
チーズには、牛乳の栄養素がたっぷり入っています。なかでも特筆すべきは、カルシウムとたんぱく質の豊富さ。カルシウムは日本人の食生活で不足しがちな栄養素であり、良質なたんぱく質も効率よく摂取できるので「白い肉」とも呼ばれています。
またチーズには脂肪も多く含まれていますが、チーズに含まれる脂質は分解されやすく、体に蓄積されにくいと言われています。意外なことに、ダイエット中にもぴったりの食材なんです♪
ナチュラルチーズは全部で6種類。あなたはいくつ知っていますか?
チーズの種類は大きく2つに分けられます。1つめは生乳を固めて作るナチュラルチーズ、2つめはこのナチュラルチーズを加熱して溶かし、固め直したプロセスチーズです。
お手軽なのはプロセスチーズですが、ここではチーズ本来のおいしさを堪能できる、ナチュラルチーズをピックアップ! ナチュラルチーズには以下の6種類のタイプがあります。
1.ハード/セミハード …水分のない固めのチーズ(パルミジャーノなど)
2.フレッシュ …熟成なし、水分多めの生タイプ(モッツァレラなど)
3.白カビ …チーズの表面に白カビをつけて熟成(カマンベールなど)
4.青カビ …チーズに青カビを繁殖させて熟成(ゴルゴンゾーラなど)
5.ウォッシュ …塩水や酒を吹き付けながら熟成(エポワスなど)
6.シェーブル …山羊乳で作るソフトタイプのチーズ(ヴァランセなど)
チーズの魅力は、その栄養価にあり! ダイエット中に食べても大丈夫って、ホント?
チーズ初心者であれば、まずは気軽に楽しめるハード/セミハードやフレッシュがおすすめです。少し冒険したい方は白カビや青カビに挑戦してみましょう。それぞれに合うお酒を見ていきます!
まずは定番のハード/セミハード。ぜひビールを合わせてみてください。特に黒ビールがおすすめ。黒ビールが持つコクの深さと風味は、チーズにぴったりです。
次になめらかな口当たりのフレッシュ。こちらには軽めのスパークリングワインを。クリーミーなチーズと爽やかなワインの風味が、口の中で溶け合います。
少しクセのある白カビには、フルーティーな風味の日本酒を合わせてみると良いかも。白カビの独特な風味が日本酒の香りと相まって、まろやかになります。
個性的な青カビには、思い切って焼酎を合わせてみては? 少し甘めの芋焼酎がおすすめです。どちらも香りとクセが強いことで知られていますが、驚くほど相性が良いんです。
野菜やフルーツと一緒にアレンジ! チーズを使った簡単レシピ♪
チーズにはさまざまな栄養が詰まっていますが、食物繊維とビタミンCは含まれていません。そこで野菜やフルーツとアレンジするのがおすすめ。チーズを使った、簡単なアレンジレシピを3つご紹介します。
1.モッツァレラ×トマト=カプレーゼ
モッツァレラチーズを使った定番メニューのカプレーゼ。半月切りにしたチーズとトマト、バジルの葉を交互に並べ、お好みで塩コショウやオリーブオイルをかけたら完成です。
2.カマンベール×野菜=フォンデュ
カマンベールチーズの上部の固い部分をナイフで切り取り、白ワインを適量加えたら、レンジで2分加熱します。ブロッコリーやにんじんなどの野菜を絡めていただきましょう。
3.ブルーチーズ×りんご=サラダ
ブルーチーズの塩気とりんごの甘味は相性抜群! チーズとりんごを食べやすいサイズにカットしたら、ベビーリーフやナッツとあえます。バルサミコ酢やレモン汁をかければ、おいしくておしゃれな一品になります。
栄養たっぷりでとってもおいしいチーズ。6種類のタイプの中で、あなた好みのものは見つかりましたか? 好きなお酒から、それに合うチーズを選んでみるのも良いですね。チーズは簡単なアレンジをするだけで、幅広い味わいが楽しめます。ぜひ試してみてくださいね♪