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目の疲れに悩んでいませんか?【セルフチェックと対策付き】
2020.11.30ファッション・ビューティー
毎日パソコンやスマホを長時間使用していると、目の疲れが蓄積し、頭痛・肩凝り・視力の低下などを引き起こしてしまうことも。そうなる前に、日頃からケアすることが大切です。今回は、眼精疲労のセルフチェックと疲れ目対策をご紹介します。
眼精疲労のセルフチェックをしよう!
まずは、目の状態をチェックしましょう。軽い目の疲れであれば、一晩寝たら改善します。寝ても治らず以下の症状に当てはまる場合は、眼精疲労の可能性があります。
・目の奥が痛い、熱い
・目がかすむ、乾く
・まぶたがけいれんする
・涙がよく出る
・視力が落ちた気がする
・頭痛や肩凝りがする
・目がゴロゴロする
・まぶたが重い
・目が充血している
・吐き気がする
※このチェックシートは目安です。個別の症状などについては眼科医に相談し、専門的な診断を受けてください。
眼精疲労になると、頭痛や吐き気、肩凝りや全身の疲労感、めまいなど、さまざまな症状が現れてきます。早めに眼科を受診するのがおすすめです。
眼精疲労の原因は、目の疲れの蓄積ですので、日頃からケアすることが大切。次に、疲れ目対策についてご紹介していきます。
疲れ目対策(1)パソコン環境を見直す
疲れ目の大きな原因でもあるパソコン。その環境を見直すことが、目の疲れの軽減につながります。
・ディスプレイと目の距離は約40cm以上が理想です。正面か少し下向きの視線になるよう位置を調整しましょう。
・モニターの明るさを調整しましょう。ディスプレイの横にコピー用紙を並べ明るさが一致するように輝度を調整すると、適した明るさになります。
・パソコンから出るブルーライトは目に負荷をかけます。ブルーライト用のメガネや低減フィルムを使用しましょう。
・1時間に1回は休憩し、遠方を見たり目を上下左右に動かしたりしましょう。目薬をさすのも有効です。
どれも簡単にできますが、効果は抜群です。ぜひ試してみてください。
眼精疲労のセルフチェックをしよう!
次に、目の疲れに効く簡単なマッサージをご紹介します。
こめかみの下にあるくぼみには、「太陽」というツボがあります。そこを人さし指か中指で押すことで目の疲労が取れます。気持ちいいと感じる程度の強さで行いましょう。
耳を上下に引っ張るマッサージもおすすめです。耳を上に10回、下に10回引っ張ってみると、目の疲れが取れることを実感できるでしょう。片側だけやってみて、その差で効果を実感するのも面白いですよ。
最後にシャワーの水圧マッサージです。目をつぶって、温水シャワーをその上からかけるだけ。温水で目の周りを温められるのと同時に、水圧によってマッサージもできます。
疲れ目対策(3)アイテムを使って目の疲労を癒やす
最後にご紹介する疲れ目対策は、目の疲れを取るアイテムです。
まず定番アイテムとして、目薬があります。目の疲れには、充血・かすみ目・乾燥など症状がさまざまあるので、合ったものを選ぶのがポイントです。
なかにはコンタクトを着けたままでは、使えないものがありますので確認して選んでください。また1度使用した目薬は、雑菌が繁殖していきます。1カ月以内に使い切るようにしましょう。
目元を温めるホットアイマスクも有効です。使い捨てのタイプ、電子レンジで温め繰り返し使用するタイプ、パソコンのUSBにつないで使用するタイプなどさまざまな種類が販売されています。ライフスタイルに合ったものを選んでください。
次におすすめするのが、サプリメントです。目にいい栄養素は、ルテイン、アントシアニン、ビタミン類などと数が多く、食事で全部カバーするのは大変。1粒に栄養がぎゅっと詰まったサプリメントだと、手軽に摂取することができます。
「仕事でパソコン、休憩にスマホ」というように、目を酷使することの多い現代。眼精疲労を進行させ、頭痛・肩凝り・吐き気まで引き起こすと大変です。定期的に、眼精疲労のセルフチェックや目の疲れのケアをしてくださいね。
今回ご紹介した疲れ目対策はどれも気軽に取り入れられるものばかり。ぜひ試してみてください。