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たったこれだけ! 簡単にできる浴室掃除術
2018.04.25住まいのコツ
仕事で疲れて帰ったら、温かいお風呂でゆっくり…そう考える一人暮らしの方は多いのではないでしょうか?でも、お風呂掃除をする時間がなかなか取れなくて、いつの間にかピンクのヌルヌル、黒いカビが発生、水垢がこびりついて取れない、なんてことに。今回はそんな方のために、簡単にできるお風呂掃除術をご紹介!
湿気を外へ! 換気扇をフル活用
湿気対策、カビ対策として有効なのは、換気扇を24時間つけておくこと。浴室は、ちょっと換気扇を消しただけでも、湿気がこもってカビが生えやすくなります。「電気代がもったいない」とこまめにスイッチを切る方もいますが、浴室の換気扇だけはつけておくようにしましょう。
コツとしては、しっかり扉を閉めること。密閉状態にすることで、より湿気を取ってくれます。
ちなみに浴室の換気扇の消費電力は非常に少なく、1時間あたり20w程度。1ヵ月つけっぱなしにしても500円もかかりません。
使い終わった歯ブラシを浴室に! ちょこちょこ掃除
使い古した歯ブラシを、浴室の目につくところに数本置いておきます。そして、トリートメントをつけて待っている間、湯船に浸かってゆっくりしている間などに、タイルの隙間、湯船の継ぎ目部分、排水口周り、洗面器、椅子などを歯ブラシで磨きます。すべての場所を毎日ではなく、1日1ヵ所でもOK! 所要時間はわずか3分~5分程度です。
気が付いたら磨くだけ。ホントに簡単ですが、毎日続けていけば、黒いカビや水垢など、大きな汚れの予防になります。
湿気を外へ! 換気扇をフル活用
掃除をサボると、すぐに汚れがたまってしまうお風呂の排水口。ふたを取ると、髪の毛やヌルヌルした物体、茶色い汚れがこびりついていて、なんだか臭い…という経験はないでしょうか。
そんな風にならないために、排水口は毎日掃除することをおすすめします。とはいってもやり方は簡単。先ほどの歯ブラシで磨くのもいいですが、お風呂から上がるときに、ティッシュペーパーやキッチンペーパーなどでくるっと拭いてみて! これならあまり苦にならず、毎日掃除できそうですよね。
お風呂から出る前に熱いお湯をかけておく
浴室の壁には、石けんカスやシャンプーなどが、知らず知らずのうちについているもの。これをお風呂の最後に流してしまいましょう。
50℃以上のお湯を、床や壁に5秒以上かけ続けるのがポイント。カビは50℃以上の熱で死滅するので、汚れを落とすと同時にカビの予防にもなります。ただし、ゴムパッキンなどについている、すでにできてしまった黒いカビには効きません。時間が取れるときに、漂白剤などを使って掃除する必要があります。
疲れて帰ったときでも気軽にできる、簡単掃除術をご紹介しました。毎日のほんの少しの掃除が、カビやピンクのヌルヌル、なかなか取れない水垢などを防いでくれます。
そして、休日など時間が取れそうなときに、全体を掃除すれば完璧。いつでもピカピカ、きれいなお風呂を楽しめます。