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今年の花粉量は? 早めの花粉症対策、始めましょ!
2018.03.11生活のお役立ち情報
まもなくやってくる、いや~な花粉症のシーズン。花粉症の人は、いつ、どれくらい花粉が飛んでくるのか心配ですよね。 そこで今回は、福岡の花粉飛散の予測とそのピーク、自分でできる花粉症対策などをご紹介します。
教えて! 2018年春の飛散予測
花粉のシーズンは、2月以降というイメージですが、実は1月から飛び始めています。だから、症状は出ていなくても、すでに花粉が飛んできているかもしれないのです。
日本気象協会の花粉飛散予測によると、今年の福岡の花粉飛散量は、例年並み~若干少なめ。また、飛散時期のピークは、スギ花粉が2月後半~3月上旬、ヒノキ花粉が3月後半~4月上旬。これは、例年とほぼ変わらない予想です。
飛散量や飛散時期は、気温や風の向きなどとも大きな関係があるので、花粉症のシーズン中には、天気予報などもこまめに確認しておきましょう。
ちなみに東北~近畿の広い地域では、かなり多く花粉が飛ぶそう。花粉症の人で、関東などに出張や旅行の予定がある場合には、十分な花粉症対策をして出発したほうがよさそうです。
花粉が体内に入らないようにするための対策法
花粉がたくさん飛散しているときは、外出しないことが何よりの対策ですが、仕事も買い物もあるし、外出しないわけにはいきません。まずは、花粉が体内に入るのを防ぎましょう。
・マスク、メガネをする
マスクは顔にフィットするタイプのものを。花粉対応用のマスクがおすすめです。また、メガネをかけると、目に入る花粉を減らすことができます。
・花粉が付着しにくい服やスプレーを利用する
ウールより、綿や化繊など、花粉を付着しにくい素材の服を着用します。最近では、服にシュッとするだけで花粉をガードしてくれるスプレーもあります。
・帰宅時に服を払う、うがいをする
自宅へ入る前に服をそっと払う、そしてすぐにうがいをしましょう。そうすることでたくさん花粉を吸い込むことを避けることができます。
教えて! 2018年春の飛散予測
家の中にいても鼻水が出る、目がかゆい…。そんな症状にならないために、自宅での花粉症対策も行いましょう。
・窓、ドアを閉めておく
天気予報などを確認し、花粉の飛散量が多い日は、窓やドアはなるべく開けないように。開ける必要があるときは、なるべく短時間で閉めることが大事です。換気する場合は、レースのカーテンを使用することで、侵入する花粉を減らせます。
・布団や服を外に干さない
ベランダや庭などで布団や服を干すと、どうしても花粉がつくので、なるべく家の中に干すようにします。
空気清浄機を使ってクリーンな空間を
どんなに対策をしても100%ではありません。家に入ってしまった花粉には、「花粉対策」のある空気清浄機を使用しましょう。出入りの多い玄関に通じる廊下に設置するのがおすすめです。
また、自分でできる対策として、飲酒、喫煙を減らし、バランスのよい食事を心がける、しっかり睡眠を取ることも大切です。アレルギー科や耳鼻咽喉科などのクリニックにかかって、医師の指導を受けるのもいいですね。
クシャミ、鼻水、目がかゆい、そんなツライ花粉症の症状は少しでも軽減したいもの。風邪などと違い、長い期間付き合っていく花粉症。日頃の習慣と対策で、身の回りの花粉を減らしていきましょう。医師の指導とちょっとした花粉症対策で快適な春を過ごしませんか?