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いま知りたい!冬コートの正しいお手入れ・収納方法
2025.03.20生活のお役立ち情報

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少しずつ気温が上がり、春らしい日が増えてきました。厚手のコートとも、もうお別れの時期ですね。そこで今回は、オフシーズンとなる冬物コートやダウンの、お手入れや収納方法について、ご紹介します。
冬コート収納前のお手入れってどうしてる?

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冬コートを収納する前には、必ずお手入れをしておきましょう。
状態が良くないまま、しまい込んでしまうと、次の冬までにシミやカビ、虫食いなどのダメージで、着られなくなってしまう可能性があります。
お手入れ方法の中でも、一番いいのはクリーニングに出すことです。どんな素材のコートでもプロの手にかかれば、きれいにケアしてもらえますよ。
特にコートに目立つ汚れやシミがある場合は、クリーニングに出すのがおすすめです。
状態が良く、クリーニングに出すかどうか迷ったら、コートのタグにある「洗濯表示」を確認しましょう。洗濯機や手洗いのマークがあれば、自宅でもお手入れできますよ。
自宅でコートを洗うときは、洗面台や浴槽で優しく押し洗いするか、洗濯機の「手洗いコース」で洗います。洗い終えたら、風通しのいい場所に出して陰干ししましょう。消臭除菌スプレーを使ってもOKです◎
着用した回数が少なく、自宅で洗うほどでもない状態なら、洋服ブラシを使ってホコリや髪の毛を落とすだけでもいいでしょう。
冬コートの収納【畳むorつるす】

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冬コートの収納方法を、畳むかつるすかで悩んでいる方も多いのではないでしょうか。どちらの収納を選ぶかは、コートの素材によって異なります。
・畳む
シワになりにくいコートは、畳んで収納しましょう。
ダウンジャケットや厚手のコートなら、畳んでもあまりシワになりません。
・つるす
厚手ではないウールのコートは、肩や襟が型崩れしやすいので、つるす収納がおすすめです。
革のコートは、シワになりやすく、戻りにくいので、つるす収納がよいでしょう。
また、つるす収納をする場合でも、クリーニングから戻ってきたコートにかかっているビニールのカバーは外してください。その後、風通しのいい場所で陰干ししてから、不織布などの素材でできた専用のカバーをかけて、収納しましょう。
冬コート収納前のお手入れってどうしてる?

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最後に、コートを収納するときに役立つアイテムを3つ紹介します。
(1)衣装ケース
コートを畳んで収納するときは、衣装ケースなどの収納ボックスを使いましょう。
衣装ケースには、プラスチック製で大容量なもののほか、布製のものや、硬めのビニール素材のものなどがあります。
収納するコートがたくさんある場合には、プラスチック製のボックス、そうでなければ布製やビニール素材など、使い分けましょう。あまりぎっちり詰め込まず、スペースに余裕があるくらいのサイズ感が理想です。
衣装ケースを使うときは、通気性があまり良くないため、乾燥剤や除湿剤、防虫剤などを使った、カビや虫食いの対策がマストです。
(2)ハンガーラック
つるす収納をするときは、クローゼットに入れるのが一般的ですが、クローゼットのスペースに余裕がないときは、ハンガーラックを使いましょう◎
高さの調整できるハンガーラックを使えば、丈の長いコートでも、簡単に収納できます。
一人暮らしのおうちにおすすめなのは、伸縮式のハンガーラックです。必要な幅に調整できて、必要のないときには畳んだり解体したりすれば、場所を取りません。
突っ張り棒を使っても、収納スペースを作れます。最近では、100円ショップでも突っ張り棒関連のグッズが充実しているので、ぜひチェックしてみてくださいね♪
(3)圧縮袋
ダウンコートなど、かさばってスペースを取るコートには、圧縮袋を使ってもいいでしょう。ハンガーにつるしたまま、空気を抜けるタイプのアイテムもあります。
ただし、圧縮すると、シワや型崩れが起きやすいので、十分な注意が必要です。
冬コートは、厚みやボリュームがあるので、お手入れや収納をどうするか、悩んでしまいますよね。収納前には、コートの状態に合わせたお手入れをして、素材に合った収納方法を選びましょう。収納の少ないおうちなら、伸縮式のハンガーラックや圧縮袋も、省スペースで便利に使えますよ♪