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おみそ汁の健康&美容効果!習慣化すれば効果絶大◎
2024.09.05住まいのコツ
暑い夏が続き、そろそろ疲れが出てくる頃ではないでしょうか。そんなあなたに「おみそ汁」の習慣をおすすめします。実は、みそ汁には、健康や美容など、さまざまな効果が期待できるんですよ。この記事では、おみそ汁の効果はもちろん、続けるためのコツも解説します。
おみそ汁で目指せ健康!気になる効果は?
まずはおみそ汁の健康効果を3つ紹介します。
・睡眠の質が上がる
みそには、睡眠を促すメラトニンというホルモンを分泌してくれる、トリプトファンという物質が豊富に含まれています。
トリプトファンは必須アミノ酸の1つで、体内で作れない物質なので、食べ物から摂取する必要があります。
みそを使って作るおみそ汁で、効率的に摂取しましょう。
・肥満を予防できる
みその原料である大豆に含まれるサポニンという物質は強い抗酸化作用があり、代謝を促し、肥満予防につながります。
・二日酔い対策になる
大豆に含まれるコリンという成分は、肝臓内のアルコールが脂肪となって蓄積するのを防いでくれます。
飲んだ後や翌朝におみそ汁を飲めば、二日酔いにも効果を発揮してくれますよ◎
美容にもいいってホント?健康だけじゃないおみそ汁の効果
次に、美容面でのおみそ汁の効果を3つ紹介します。
・ダイエット
みそには筋肉を作るアミノ酸のロイシンとイソロイシンが豊富です。
運動に加えて、みそ汁を飲んでこれらのアミノ酸を摂取することで、効率的に筋肉を付けられます◎
・美肌(美白)
みそに含まれる、遊離リノール酸には、メラニン合成を抑える効果があり、シミ、そばかすの予防になります。
また、みそには植物性乳酸菌という、生きて腸に届く乳酸菌も豊富。腸内環境を整え、肌荒れが起きにくくなりますよ。
・アンチエイジング
大豆に含まれる、ビタミンEや大豆サポニン、大豆イソフラボンなどの栄養成分には、抗酸化作用があり、老化を防ぎます。
特に大豆イソフラボンは、発酵食品に豊富に含まれます。発酵食品であるみそを使ったみそ汁を飲むことで、アンチエイジング効果が期待できるでしょう♪
おみそ汁で目指せ健康!気になる効果は?
おみそ汁の持つ効果を引き出すには、どうやって食べるとよいのでしょうか。
・最後の一滴まで汁を飲み干す
ここまで説明してきた通り、おみそ汁の健康や美容に効果のある成分のほとんどがみそに含まれます。
つまり、栄養の多くは汁の中に溶け込んでいるのです。
そのためおみそ汁は最後の一滴まで、残さず飲み切るようにしましょう。
塩分が気になる方は、減塩みそを使いましょう。合わせだしを使うとうまみが強くなり、塩分の薄さを感じにくくなります。
・毎朝の一杯を習慣づける
朝いちばんに、栄養豊富なおみそ汁を飲むと、体が温まり代謝が上がります。
みそにはアミノ酸が含まれているので、ご飯などの炭水化物と一緒にとると、エネルギーが効率的にチャージでき、思考力や判断力がアップしますよ◎
・具材を工夫して健康効果アップ
ダイエットやアンチエイジングなどの効果を高めたいなら、大根やゴボウなどの根菜類。
二日酔いのときには、肝臓の動きを助けてくれるオルニチンなどの成分が多く含まれるしじみがおすすめです。
「みそ汁習慣」が続く4つのコツ
「でも、おみそ汁を毎日作るのはめんどくさい…」そんな方のために、みそ汁習慣を続けるためのコツを紹介します。
・カット野菜を使う
あまり自炊しない方は、カット野菜を使いましょう。
ネギにオクラ、もやし、ほうれん草…どんな野菜もみそ汁に使えます。冷凍のものも、解凍せずにそのまま入れられますよ◎
・顆粒だしやだしパックを使う
「おみそ汁を作るなら、だしをとらないとダメなんじゃない?」と、ハードルを上げる必要はありません。
便利な顆粒だしや、だしパックを活用すれば、いつでも気軽に作れます♪
・まとめてたくさん作る
おみそ汁を作るときには、具材をたっぷり入れてどっさり作り、冷蔵保存しましょう。
季節にもよりますが、2~3日であれば食べ続けられます。
・具材にこだわらない
おみそ汁には大抵の具材が合います。
肉にウインナー、魚、野菜、きのこ類…冷蔵庫の余った食材は、どんどんおみそ汁に入れてしまいましょう。
おいしい組み合わせが発見できるかも?
おみそ汁の効果を解説してきましたが、いかがでしたか? 想像以上にさまざまな効果があるんだと、驚いた方も多かったのではないでしょうか。健康や美容で気になることがあるなら、1日でも早く「みそ汁習慣」始めてみませんか?