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オフィスの乾燥対策、取り組みやすい方法とおすすめグッズ
2023.11.16ファッション・ビューティー
秋冬は空気が乾燥する季節。長時間過ごすオフィスも例外ではありません。乾燥すると、肌荒れだけでなく体調を崩してしまうことも。オフィスでの乾燥対策として取り組むことができる方法とおすすめのグッズを紹介します。
オフィスが乾燥する理由とその影響
オフィスビルは気密性が高く、外の空気が入りにくいこと、そして長時間エアコンが稼働していることが、乾燥の主な原因です。特に冬季には暖房の使用が増えるため、乾燥がひどくなりがちです。
空気が乾燥すると、肌荒れや喉の痛み、ドライアイなどさまざまな影響が出てきます。また、湿度が下がると風邪やインフルエンザなどのウイルスも活発になると言われています。個人の体調管理・チーム全体の生産性のために、乾燥対策はとても重要なのです。
取り組みやすいオフィスの乾燥対策
オフィス内の適切な湿度は、40~60%と言われています。湿度計を設置して、常に湿度をチェックし、湿度が下がったら加湿器を使用するなどの対策をしたいところですね。
ただ、会社や部署全体で対策するのが難しいことも多いですよね。オフィスのフロア全体の湿度を上げることは難しいかもしれませんが、自分の身の回りの乾燥を防ぐ方法はいくつかあります。
・コップにお水・お湯を入れる
お水やお湯を入れたコップをデスクに置くことで、空気中への水分の蒸発を促進し、乾燥を自然に解消できます。
・水分補給をこまめにする
体の内側からの潤いも大切です。こまめに水分を取ることで、鼻や喉の粘膜を潤わせ、風邪やインフルエンザの予防にもなります。
・露出部分のケア
ハンドクリームやリップクリーム、保湿スプレーをこまめに吹きかけ、露出部分の乾燥を防ぐと、乾燥の不快感が和らぎます。通常よりも高い保湿力を持つスキンケア製品をチョイスしてみましょう。
・マスクを着ける
マスクを着けることで、呼吸に含まれる水分がマスクの内側に留まり、粘膜の乾燥を防ぐことができます。
・濡れタオルを使用する
濡れたハンドタオルをデスク周りに置いておくことで、タオルから水分が放出されて、湿度を上げることができます。
オフィスが乾燥する理由とその影響
デスクの上で使えるコンパクトな加湿器は、乾燥対策の強い味方です。
加湿器には、超音波式、気化式、スチーム式など、さまざまな種類があります。超音波式は静か、気化式は大量の湿気を放出する、スチーム式は高温の蒸気を放出するため除菌効果も期待できるなど、それぞれ異なる特徴があるので、じっくり選んでみましょう。
・USB充電式ペットボトル加湿器
パソコンのUSBから充電できる加湿器。いろいろなものが出ていますが、ペットボトルを使うタイプのものは、メンテナンスもしやすく、価格もお手頃なものが多いのでおすすめです。
・電源不要、水を入れるだけの陶器加湿器
デスク上で電源は取れない! という場合は、水を入れるだけで使える陶器の加湿器はいかがでしょうか?
・エコでおしゃれなぺーパー加湿器
こちらも電源不要、紙を水で濡らすことで加湿するタイプの加湿器。いろいろなデザインのものが出ています。お気に入りのキャラクターや色合いのものをデスクに置けば、加湿もできて癒やしにもなり、一石二鳥ですね!
加湿器以外の乾燥対策グッズもチェック!
加湿器以外でも、いろいろな工夫で乾燥を防ぎましょう!
・卓上で使える折りたたみ式の布巾ハンガー
キッチンで使用する卓上用の布巾ハンガーは、デスクに濡れたタオルをかけておくのにも便利。折りたたみ式なので、使っていないときは場所を取らないのもポイントです。
・喉を潤すマスク
乾燥が喉にくるタイプの方は、喉を潤す機能を持ったマスクがおすすめ。濡れたフィルターを中に入れてあるので通常のマスクよりも保湿効果があります。
・メイクの上から保湿できるミスト
肌の乾燥を感じるときは保湿ミストを使いたいところです。そんなときに役に立つのが、メイクの上からでも保湿できるタイプ。デスクに置いておけば気軽にシュッとひと吹きして保湿できますね。
オフィスが乾燥していると、体調や仕事の効率に影響が出るかもしれません。特に冬季やエアコンを使用する季節には、乾燥が進行しやすくなるため、できる限りの対策をしておきたいですね。今日から取り入れられる方法を試して、快適なオフィス環境を作りましょう!