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グリル不要! シンプル&美味しい魚のフライパン調理法5選
2023.10.12生活のお役立ち情報
魚を食べたいけど、一人暮らしの小さいコンロには焼き魚を作るグリルが無いことも。また、グリルはあるけど掃除が面倒だから使いたくない! という方もいますよね。グリルなしでも、お魚を調理する方法はたくさんあります。お料理初心者でもできる調理法と、美味しい食べ方をご紹介します。
グリルを使わない「フライパンで焼き魚」のコツ
まずは定番の焼き魚。サンマやアジ、サバなど、旬の魚を丸ごと焼いて食べる醍醐味を味わいたいですね。フライパンを使えば、グリルなしでも簡単にお家で美味しい焼き魚を楽しむことができます。フライパンで上手に焼くコツをご紹介します。
・フライパンにクッキングシートを敷く
フライパンに直接魚を乗せると焦げ付いたりして上手くいきません。クッキングシートを敷いて、その上に魚を乗せましょう。魚焼き専用のアルミホイルなども発売されていますので、そのようなものでも構いません。
・皮側を下にする
切り身の場合、皮側を下にして中火でじっくりと焼き始めます。魚の水分を逃がさず、じっくりと焼くことで皮がパリッとして美味しくなります。
・蓋をする
片面を焼いたあとひっくり返したら蓋をして蒸し焼きにします。魚の旨味が凝縮され、ジューシーな焼き上がりになります。
・脂を拭き取る
焼いているうちに魚から脂が出てきたら、キッチンペーパーなどで拭き取ります。この工程により仕上がりがべたつくのを防ぎます。
グリルを使わない「魚のホイル焼き」
ホイル焼きは、魚をアルミホイルに包んで調理する方法です。おすすめはなんといっても生鮭。鱈などの白身魚でもいいですね。
ホイル焼きもフライパンで簡単に作れます。魚の上にお好みの野菜や調味料を乗せ、アルミホイルで包んで、フライパンに乗せます。蓋をして加熱し、蒸気で中までしっかりと火を通しましょう。
上手に作るポイントは、隙間なくしっかりとホイルで包むこと。ホイルに隙間があると、そこから蒸気が抜けてしまい、生焼けになったり、焦げ付いたりする原因になります。
また、フライパンに少量水を貼った上でホイルの包みを加熱すれば、フライパンのコーティングの痛みを抑えることができます。
魚の旨味と野菜の甘みが混ざり合った絶品のホイル焼き。お料理初心者でも手軽に楽しめますよ。
グリルを使わない「フライパンで焼き魚」のコツ
照り焼きは、甘辛いたれで魚を煮込む日本の伝統的な料理方法です。おすすめの魚はブリ。切り身で売っているので扱いやすいのもポイントです。
フライパンに油を熱し、皮を下にして魚を入れます。焼き色がつくまで焼いてから、照り焼きのたれ(みりん・砂糖・しょうゆ)を加えます。
脂が出てきている場合は、たれを入れる前にキッチンペーパーで拭き取りましょう。最後に蓋をして中火で煮込むと、たれが魚にしっかりと染み込みます。
甘じょっぱい味わいはご飯のおかずのほか、お弁当にも最適です。
グリルを使わない「煮魚」
日本の家庭料理の定番、煮魚。カレイなどの白身魚を甘辛く煮つけます。煮魚もフライパンでOK。大きめのお魚でもフライパンなら丸ごと入りますね。
魚をしょうゆ、砂糖、みりんなどの調味料とともに煮ることで、旨味を引き出します。フライパンや鍋に調味料を入れ、魚を加えて中火で煮ます。
魚が崩れないように、途中で上下を返さずにそのまま煮ると、魚の形がきれいに残ります。
グリルを使わない「アクアパッツァ」
アクアパッツァは、イタリアの伝統的な魚の煮込み料理です。魚と野菜を白ワインやトマトソースで煮込みます。鯛などのくせのない白身魚で作るのがおすすめ。
鍋にオリーブオイルを熱し、にんにくや玉ねぎを炒めたら、魚と野菜、ワインやトマトソースを加えて煮込みます。塩、コショウで味を調え、仕上げにパセリやレモンを加えると、魚の旨味と酸味がマッチして美味です。
見た目が華やかなので、お祝い事やパーティメニューにも使えますね。
このように、グリルを使わなくても、魚を美味しく食べる方法はいろいろあります。スーパーの魚売り場で下処理してもらえば、より手軽に魚を調理することができますよ。ぜひ、いろいろな魚の調理にチャレンジしてみてくださいね!