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冬でもあったか電気毛布! 節電効果と気になる使い方は?
2021.12.30インテリア
寒い冬に欠かせない暖房器具の中で、特に節電効果の高い電気毛布。一方で使い方を間違えると、体調を崩す危険も? 電気毛布を使うメリットや、健康的な活用法をご紹介します。
コスパのよさがうれしい! 電気毛布を使うメリット♪
さまざまな暖房器具がある中でも、人気の高い電気毛布。電気毛布ならではのメリットを説明します。
・電気代が安い
電気毛布はエアコンやホットカーペットといった他の暖房器具と比べて、消費電力が少なく、電気代が安いというメリットがあります。1カ月間毎日使っても100~200円ほどなので、電気代を気にしなくても済むのです。
・用途に合わせて種類が選べる
電気毛布にはさまざまな種類のアイテムがあります。就寝時に使う敷き布団や掛け布団だけでなく、膝掛けや肩掛けにも使えるブランケットや、足元で使うマットタイプも。大きさも素材もデザインも、好きなものが選べます。
・価格が安い
電気毛布自体の価格も、比較的お手頃です。もちろん大きさや素材、機能によって変わってきますが、安いものだと2000円前後のアイテムも。気軽に購入を検討できますよね。
・持ち運びが簡単
電気毛布は布製なので、小さく折り畳んで持ち運ぶことができます。特にブランケットタイプのものなら、日中起きているときから寝るときまで、場所を移しながら使えます。充電式のものなら、コンセントの有無や位置を気にする必要もありません♪
便利な電気毛布だけど使い方には注意! 危険性も知っておこう
コスパに優れ、さまざまなシーンで使える便利な電気毛布ですが、誤った使い方にはリスクが伴います。その危険性を知り、正しい使い方を心がけましょう。
・低温やけど
電気毛布は長時間使用を続けていると、低温やけどの危険性があります。低温やけどは、40~50℃程度のものに肌が触れ続けることによって起こる症状。ゆっくり進行するので、気付きにくく重症化しやすいです。就寝時に使うなら、オフタイマー機能の活用で予防できます。
・脱水症状
電気毛布の設定温度が高かったり、使用時間が長くなったりすると、脱水症状を起こすリスクがあります。冬は夏に比べると水分摂取量が減りますが、寝る前にコップ1杯の水を飲むようにし、枕元にも水分を置いておくようにしましょう。設定温度は低めにし、オフタイマー機能も活用するといいですね。
・火災
冬には暖房器具が原因となる火災が発生しやすくなります。安全そうなイメージの電気毛布も、使い方を誤ると火災につながってしまいます。特に多いのが、電源の切り忘れ。電源を入れたまま、上に重いものを置いたり、スプレー缶やガスボンベを置いたりすると危険です。また電気毛布そのものや、電源プラグ、コードが劣化すると、火災につながる危険性が高まるので注意しましょう。
コスパのよさがうれしい! 電気毛布を使うメリット♪
電気毛布が特に活躍するのは、寒さが身にしみる就寝時ではないでしょうか。就寝時に電気毛布を使うなら、ちょっとした工夫が必要です。いくつかアイデアをご紹介します。
・電気毛布は、掛け布団よりも敷き布団で使う
就寝時に電気毛布を使うなら、掛け布団よりも敷き布団がおすすめ。体の上よりも下から暖めた方が、効率的に熱が伝わるからです。元々コスパのいい電気毛布ですが、使い方次第では省エネがもっと可能になります。
・敷き布団は、厚くて暖かい素材にする
電気毛布を使うときは、薄手の敷き布団は避け、厚めで暖かい素材の敷き布団を選びましょう。敷き布団に保温性がなければ、せっかくの電気毛布の効果が薄れてしまいます。電気毛布の上にウール素材の敷き布団を重ねれば、さらに保温効果が上がります。
・入眠時までに布団を暖めておく
電気毛布で暖めるのは、体ではなく布団だと考えましょう。暖めた布団から間接的に暖を取る方が、体への負担が少なく、低温やけどのリスクも避けられます。布団に入る前に布団を暖めておけば、寝付きやすくなれますよ。
寒い季節の強い味方になってくれる電気毛布。使い方次第では健康被害や事故の可能性もあるので、十分な注意が必要です。正しい使い方を知り、少しの工夫をすれば、節電効果もばっちりで、体をぬくぬくと暖めてくれますよ♪ 電気毛布を正しく使って、寒さ知らずの冬にしましょう。