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カーテンのお手入れ方法って? 最新カーテンの機能にも注目
2021.11.25インテリア
気づかないうちに汚れたり、変色してしまったりしているカーテン。きちんとお手入れしていますか? 今回は、カーテンの日常的なお手入れ方法から、自宅での洗濯の手順、カーテンの取り替え時期、最新の高性能カーテンまで、気になるカーテン事情をまとめてご紹介します。
意外と知らない、カーテンのお手入れ方法
外からの視線や日差しからお部屋を守ってくれるカーテンは、日常的に外の空気に触れているので想像以上に汚れが蓄積しています。普段からお手入れをしておけば、汚れや変色が避けられます。
カーテンが汚れる原因として、ホコリやカビがあります。表面に付いてしまうホコリは、ハンディモップや掃除機で落とせます。また、カビは生える前に防ぎたいですよね。防カビスプレーが効果的です。
ドレープカーテンは年1回、レースカーテンは年2、3回は洗濯するようにしましょう。使っているカーテンの素材や状態によって、自宅で洗えるものと、クリーニングに出した方がいいものとに分けられます。
時期としては、梅雨入り前か秋がおすすめ。天気予報をチェックして、湿度が低く、晴れの日が続く時期を選びましょう。
おうちの洗濯機でもカーテンは洗える! 手順と方法は?
いくつかのポイントさえ押さえておけば、おうちの洗濯機でも簡単にカーテンの洗濯ができます。洗濯の手順を確認してみましょう。
1.洗濯表記を確認
まずは洗濯機が使えるのか、手洗いなのか、タグに付いている洗濯表記で確認します。手洗いマークの場合でも、洗濯機で適切なコースを選べば洗濯可能です。
2.フックを外す
次にカーテンをレールから下ろし、フックを外しましょう。フックは、なくさないように気を付けてくださいね。
3.洗濯ネットに入れる
カーテンを折り目に沿ってじゃばらになるように丁寧に畳み、大きいサイズの洗濯ネットに入れます。このとき、汚れが強い面が表になるようにしてください。きちんと畳むことでシワになりづらくなります。
4.洗濯コースを選ぶ
カーテンは洗濯によって受けるダメージの少ない、手洗いコースやソフトコースなどを選びましょう。たっぷりの水量で、すすぎはしっかり、脱水は短めに行うのがおすすめです。
5.カーテンレールに吊るして干す
洗濯が終わったら速やかにフックを付け、カーテンレールに吊るして干します。洗濯後の水の重みでシワがすっきり伸びると、きれいなドレープが出ますよ♪ 窓を開けて風を通せば、乾かす時間が短くて済みます。
意外と知らない、カーテンのお手入れ方法
カーテンの取り替え時期は、一般的に4、5年だといわれています。それも年に1、2回洗濯した場合の目安なので、もし適切なお手入れができていなければ、もっと短くなる可能性があります。
取り替えのタイミングは、色落ちやほつれ、プリーツから、自己判断できます。日差しが当たる面は日焼けして、色あせていきます。また、生地裂けやほつれが見られることも。プリーツの崩れは、上部のほつれや生地のよれが原因かもしれません。
このような状態が見られるカーテンは、寿命がきていると判断できます。お部屋の中でも、カーテンの存在感は大きいもの。寿命を迎えたカーテンとお別れして、好きな色や素材のものに買い替えれば、気分もリフレッシュできますよ♪
思わず欲しくなる! 最新の高性能カーテンって?
カーテンは外からの視線や日差しを妨げてくれますが、最近では断熱や遮音などの効果に特化したアイテムもあり、とても便利になっています。
カーテンは、毎朝・晩の開け閉めで手に触れますよね。触る前には、手洗いや消毒をしない方がほとんどではないでしょうか。一般社団法人 繊維評価技術協議会の認証制度「SEKマーク」で認められた抗ウイルス機能のカーテンなら、一度付着してしまった特定のウイルスの数を大幅に減らしてくれます。
生活に欠かせないカーテンだからこそ、安心して使いたいですよね♪
視線や日差し、音などから私たちの生活を守ってくれるカーテン。清潔さを保つためには、日々のお手入れや洗濯が欠かせません。最近では、抗ウイルスや抗菌機能のあるカーテンも人気を集めています。買い替えの際には、色柄やデザインだけでなく、機能もチェックしてみてくださいね。