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節約の王道! お弁当男子・お弁当女子を目指そう!
2019.05.13生活のお役立ち情報
お財布事情が苦しい時、ますます財政を圧迫してくるのが毎日のランチ代。そんな時、節約の頼もしい味方となるのが手作り弁当です。しかも手作り弁当ならカロリーも調整できるからダイエットにもなりますよね。今日は手作り弁当が3日坊主にならないコツや、おすすめのおかずをご紹介します。
手作り弁当を3日坊主にしないためのコツは作り置き!
「今日からお弁当を作るぞ!」と意気込んで早起きしても、それが2日3日と続くと面倒になってくるのが人間の性。まして、今までお弁当を作った経験がなければ余計に時間もかかり、3日坊主で終わりがちです。
お弁当作りを継続するためには時間をかけすぎないことが最大のコツです。朝はただでさえ忙しいため、お弁当作りにたくさんの時間を割くことはできません。そのために1時間以上も早起きする羽目になれば続かないのも当然です。
お弁当のおかずは週末などに日持ちのするものを数種類作り、密閉容器などで保存しておくと朝の手間が省けます。忙しい朝は冷蔵庫から出したおかずとご飯をパパッと詰めるだけ。手早く簡単に手作り弁当が出来上がります。
作り置きおかずをお弁当に詰める際の注意点!
作り置きおかずをお弁当に持っていく際にはいくつかの注意点があります。食材が傷む条件は温度・水分・栄養の3つ。特にこれからの季節、お弁当を傷ませないようにするには適切な温度管理としっかり水分を切ることが必要です。
食中毒を引き起こす菌は20度~40度が一番繁殖しやすく、人肌程度の37度になるとさらに増殖するといわれています。冷蔵庫から出したおかずと熱々のご飯を同じお弁当箱に詰めていくと、お互いの温度が影響しあってちょうど菌の増殖する温度になってしまいます。
ご飯だけ保温容器に詰め、おかずを保冷して持っていくならOKですが、ご飯とおかずを同じ容器に詰める場合はご飯をしっかり冷ましてから詰めるようにしましょう。
また、マリネや煮物などの汁気が多いおかずは、いったんキッチンペーパーなどで汁気を切ってから詰めると傷みにくくなります。
手作り弁当を3日坊主にしないためのコツは作り置き!
【材料】
鶏ひき肉:250g
ねぎみじん切り:適量
片栗粉:大さじ1
しょうゆ:大さじ1/2
酒:大さじ1/2
砂糖:大さじ1/2
おろししょうが:1かけ(チューブなら2cm程度)
塩こしょう:適量
A しょうゆ:大さじ1
A みりん:大さじ1
A 砂糖:大さじ1/2
1.ボウルにひき肉を入れ、粘りが出るまで混ぜたらA以外の材料を全て入れよく混ぜる。※ここで1時間ほど寝かすと丸めやすくなります。
2.タネを10等分して丸め、油を引いて熱したフライパンでこんがり焼いたらひっくり返し、弱火で蓋をして火が通るよう3分程度焼く。
3.蓋を開けて合わせておいたAを回しかけ、たれにとろみがついたら出来上がり。
冷蔵庫で5日ほど保存可能です。傷みにくくするためつなぎに卵を使わずに作ります。お弁当はもちろん、晩御飯のおかずにも重宝しそうです。
味が染みるほどおいしくなって彩りも◎「鮭の南蛮漬け」
【材料】
生鮭:4切れ
玉ねぎ:1/2個
にんじん:1/3本
ピーマン:1個
レモン:1/2個
小麦粉:適量
塩こしょう:適量
オリーブオイル:大さじ2
A 赤唐辛子:1本
A だし汁:1カップ
A 酢・しょうゆ・みりん:各1/4カップ
A 砂糖:大さじ1/2
1.野菜は千切り、レモンは薄切りにしてタネを取り出しておく。
2.鍋にAを全て入れて煮立たせる。煮立ったらごく弱火にしておく。
3.鮭に塩こしょうを振り、薄く小麦粉をまぶしてからオリーブオイルを引いたフライパンでソテーする。
4.耐熱の密閉容器に鮭と野菜を重ねて入れ、熱々のAを回しかける。少ししたら容器ごとひっくり返しまんべんなく味をなじませる。
冷蔵庫で3~4日保存できます。鮭を揚げないのでダイエット中の方にもおすすめです。酢を使ったおかずは菌が繁殖しにくいため、お弁当に最適! お弁当箱に詰める時にいったんキッチンペーパーなどで汁気を切ってから詰めましょう。味が十分しみ込んでいるのでつけ汁がなくても大丈夫です。
1品で野菜とタンパク質が同時に摂取できるうえ、お弁当の彩りもきれいに仕上がります。
簡単にできておつまみにも最高!「味玉」
【材料】
卵:3個
しょうゆ:大さじ5
酒:大さじ1
砂糖:大さじ1
酢:大さじ2
水:大さじ3
1.卵が割れないように卵のお尻部分(とがっていない方)に針などで穴を開ける。
2.沸騰したお湯で11分ゆでる。(固ゆで)
3.調味料を一煮立ちさせて冷まし、ビニール袋などに入れて、ゆでた卵を漬け込み冷蔵庫で保存する。
お弁当に入れるため卵はしっかり固ゆでにしましょう。冷蔵庫で3~4日保存できます。半熟の場合はゆで時間を7~8分にし、2~3日以内にお家で食べきるようにしてください。簡単なので帰宅後にもさっと作れるのがいいですね。お弁当の他、ビールのおつまみとしても最高です!
節約にもなって、外食よりカロリーも抑えられる手作り弁当。「面倒くさい」「続かない」さえクリアできれば怖いものはありません。作り置きおかずを上手に使って、ぜひお弁当男子・お弁当女子を目指してくださいね!