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【初心者必見】冬の楽しみ♪ カキ小屋のお作法教えます!
2019.01.06季節イベント
福岡の冬の味覚の一つとして知られるカキ小屋。本場糸島や西区の漁港は、多くのカキ小屋でにぎわっています。興味はあるけど行ったことがない! 予算は? 服装は?…そんな初心者さんでも大丈夫! これを読めばきっとスムーズにカキ小屋デビューできますよ☆
カキ小屋はアットホームでライブ感満載、新鮮でウマい!
玄界灘に面した糸島半島は、小粒ながら味の濃い美味しいカキがとれると評判です。その糸島で、とれたての新鮮なカキを自分で焼きながら食べることができるカキ小屋は、今や福岡の冬ならではの定番お出かけスポットとなっています。
漁港を中心に立ち並んでいて、独特のレトロな風情がたっぷりのロケーション。期間限定のため、プレハブやビニールハウスの簡素な造りでシステムもゆるめです。ポイントをおさえておけば、初心者でもがっつり自分流に楽しめます♪
営業しているのは、漁業組合所属の現役漁師さんが中心。代表的な場所は、岐志(きし)漁港、船越(ふなこし)漁港、加布里(かふり)漁港、福吉(ふくよし)漁港と、福岡市西区の唐泊(からとまり)漁港です。
気になる値段は? そして服装はどうすればいい?
糸島漁協所属のカキ小屋では、実はカキの値段は一律。2018年秋シーズンは、1㎏で1000円です。ただし各小屋によって、エビ・ホタテ・サザエなどの海産物とのセットで特色を出していたり、アヒージョやパスタなどのめずらしいサイドメニューがあったりとさまざま。カキ小屋の入口にはわかりやすいメニューの写真などもあるので、どのカキ小屋にするかはお好みでどうぞ♪
カキは各テーブルで焼きます。カキから熱い水が飛んだり、炭火焼の場合は灰が舞ったりと汚れることも多いので、なるべくカジュアルな服装で行きましょう。小屋によっては無料でジャンパーを貸し出してくれるところもアリ。ぜひ着用をおすすめします。
トングや軍手などの小道具のレンタルは炭代に含まれているところがほとんどなので、基本手ぶらでもOK。カキの焼き方など、わからないことはお店の人に何でも聞いてみましょう!
カキ小屋はアットホームでライブ感満載、新鮮でウマい!
手ぶらでも楽しめるのですが…実は糸島のカキ小屋は持ち込みOKがほとんどという驚きのシステム(唐泊を除く)。
なんと飲み物もご飯もOKというところが多いのです。見逃す手はありません。ぜひ好みの飲み物やおにぎりを持参しましょう。持ち込んでコストを抑えた分、新鮮なカキや海鮮を存分に楽しめるというワケです。
さらにカキをめいっぱい楽しむために必要なもの…それは、調味料やトッピング。
一通りの調味料はカキ小屋に完備されていますが、ツウは飲み物を入れたクーラーボックスの中に、こだわりのマイポン酢をはじめ、マヨネーズ、ケチャップ、チーズ、バター、一味唐辛子、レモン、みそ、もみじおろしなど、あらゆる調味料を忍ばせます。これで、至福のひとときが過ごせること間違いなしですね♪
ただし持ち込みに関しては各小屋でルールがあるので、事前に確認は必須です。小屋によっては肉などの食材も持ち込めるところもあります。
もうひとつ、あると便利なものが「ウエットティッシュ」。忘れずに準備したらさあ出発! カキ小屋はアットホームなところが魅力。従業員さんは皆さん親切に教えてくれるので心配しなくても大丈夫です。グループでワイワイ盛り上がるもよし、カップルで網をつつき合うのもまた楽しい♪ ぜひ、ぷりっぷりの美味しいカキを心ゆくまでエンジョイしてください。