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日焼けレスキュー! 適切な対処で日焼けの回復を早めよう

2018.08.05ファッション・ビューティー

日焼けレスキュー! 適切な対処で日焼けの回復を早めよう

日焼け予防を忘れて、気づいたら真っ赤になってヒリヒリ…。こんな経験ありませんか? その後のケア次第で、肌ストレスを最小限に抑え、ダメージの回復を早めることができます。今日はうっかり日焼けの対処法をご紹介します。

ヒリヒリするならとにかく冷やす! が大前提

日焼けレスキュー! 適切な対処で日焼けの回復を早めよう

日焼けで皮膚が赤くなり、ヒリヒリした痛みを伴う場合、肌は熱傷(やけど)状態にあります。そのような状態ならとにかく冷やしましょう。冷たいシャワーや、氷水を含ませて絞ったタオルなどで、皮膚の炎症を静めます。氷のうを利用するのもいいですね。

ただし、その際にタオルや氷のうなどで肌をこすらないように注意してください。肌に刺激が加わり余計な負担をかけてしまいます。そっと押さえるように患部に当てて、ヒリヒリした痛みがおさまるまで続けます。

ほてりがおさまってもまだスキンケアは我慢

日焼けレスキュー! 適切な対処で日焼けの回復を早めよう

日焼けはシミやしわの原因となるため、日焼け後はすぐにでもスキンケアをして予防したくなりますが、ヒリヒリ日焼けの場合、スキンケアは皮膚への刺激になるのでもう少し我慢しましょう。

まずは、ステロイドの入っていない軟こうで肌を徹底的に保護してください。白色ワセリンなども低刺激なので、皮膚の保護には有効です。肌に優しい無添加化粧水などで保湿してから保護するとさらに効果的。ただし美白成分の入っている化粧水は刺激が強すぎるのでNGです。

軟こうを使うときは、肌をこすらず手のひらに伸ばしてから患部をプレスする要領で塗りましょう。テクスチャーが固くハンドプレスで塗りにくい場合は、軟こうを手のひらに取り、反対の手のひらをぬらしてこすり合わせながら乳化すると塗りやすくなります。また、刺激を最小限に抑えるために、患部がこすれないような衣服を身につけることも大切です。

ヒリヒリするならとにかく冷やす! が大前提

日焼けレスキュー! 適切な対処で日焼けの回復を早めよう

2~3日後、赤みやヒリヒリがおさまったら、いよいよ本格的なスキンケアを開始します。スキンケアは、アルコール成分の入っていない高保湿の化粧水や乳液を選びましょう。コットンを使わずに手のひらでそっとなじませるようにケアします。その後、クリームでお肌の保護も忘れずに。

さらに、ビタミンCのサプリメントなどでインナーケアをするのも効果的。ビタミンCと一緒に摂ると相乗効果があるビタミンEも積極的に摂りたい栄養素です。メラニンの生成を抑えるリコピンも日焼け後のアフターケアにおすすめです。

そして、お肌の新陳代謝(ターンオーバー)を促すには良質な睡眠も不可欠です。日焼け後、適切な処置をした後は早寝早起きを心掛け、良質な睡眠をとりましょう。正常なターンオーバーを促すことが日焼けのダメージを最小限に抑えることにつながります。

日焼け対策を忘れがちなのはこの部分!

日焼けレスキュー! 適切な対処で日焼けの回復を早めよう

顔や腕の日焼け対策は万全でも、うっかり対策を忘れて日焼けしやすい部分があります。髪で隠れるうなじや足の甲、また襟もとなどの洋服と皮膚の境目も、同様に日焼け止めを塗り忘れやすい場所です。

うなじや足の甲は特にターンオーバーのサイクルが遅く、黒くなってしまうとなかなか元に戻りにくい部分なので忘れずに日焼け対策を。

また、洋服を着てから日焼け止めを塗った場合、活動しているうちに洋服がずれて、無防備な肌が紫外線にさらされることがあります。日焼け止めは洋服を着る前、インナーを着た状態で広い範囲に塗るようにしましょう。

さらに、日焼け止めは汗をかいたら効果が弱まるのでこまめに塗りなおすことが肝心。トイレのたびに洗う手の甲も、日焼け止めが落ちてしまいやすい部分なので、頻繁に塗りなおし、うっかり日焼けを防止しましょう。

猛暑日や酷暑日の増加に伴い、紫外線の影響がますます懸念されています。日焼け対策はもちろんですが、うっかり日焼けをした際も決して放置せず、早めに正しいアフターケアを行い、ダメージを最小限に抑えたいですね。

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