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体にうれしい効果がいっぱい! 春から始める朝活のススメ!
2018.04.10生活のお役立ち情報
今、若い世代を中心に話題となっている朝活。いったいどんなもので、どんな効果があるの? 今回は、朝活とはどんなもので何をすればいいのか、さらに続けるコツまでご紹介します!
そもそも朝活ってどういうもの?
テレビで目にしたり雑誌で特集が組まれたりなど、大注目の新習慣、朝活。朝活をすることで「効率が上がる」「健康にいい」などさまざまな話を耳にしますが、いったい朝活って具体的にどういうものなのでしょう。
仕事を終えて帰宅しても、すでにクタクタで気力も体力も尽き果てていることって多いですよね。寝るまでの時間に今日こそは何かしようと思っていても、ついだらだら過ごし、いたずらに夜更かししてしまうことも。
夜更かしするから朝はいつも寝坊気味。頭もはっきりしないし、寝ぼけまなこで会社に行っても作業効率は上がらず、調子も今一つ…。
それなら夜は休む時間と割り切ってさっさと寝てしまい、翌朝早起きしてやりたいことをやりましょう! というのが朝活の考え方。朝早く活動するから朝活なのです。
朝活は思い立ったその日から始められることが大きな特長の一つ。必要な道具もないしお金もかかりません。
朝活にはどんな効果があるの?
朝活は、早起きしてできた時間を有効に使うというだけのものではありません。早朝に活動するからこそ、得られる大きな効果が3つあります。
・生活リズムが整い、精神的に安定する
・成長ホルモンの分泌を促す
・ダイエットの効果が期待できる
まず人には、朝日とともに行動して、日暮れとともに活動を沈静化するといった性質があります。その当たり前の性質が崩れているのが私たち現代人。それをなるべく本来の性質に近づくように生活すると、生活リズムが整います。
目覚めてすぐ朝日を浴びると、セロトニンという脳内物質が分泌され、体の細胞が目覚めて活動状態に。さらに朝日にはうつを抑制する働きまであるとか! そして早寝早起きをすると、睡眠が深くなり成長ホルモンの分泌が促されます。
このホルモンは細胞のターンオーバーや新陳代謝に深く関わるので、体の中から美しくなれるとともに、美肌にも一役買ってくれそうですね。また、朝は脂肪の燃焼率が高くなるので、運動にも最適。便通もよくなりダイエットの効果まで期待できるというわけです。
そもそも朝活ってどういうもの?
「よし、明日から朝活を始めよう!」と思っても、いったい何から始めればいいの? と迷ってしまうかもしれません。朝活というとジョギングやヨガなど体を動かすことをイメージしがちですが、運動に固執する必要は全くありません。
むしろ、自分が始めやすいこと、または心地よいと感じることから始めればOK。「美味しい朝食をゆっくり食べる」「カーテンを開けて朝日をいっぱいに浴びる」なんて小さなことでも大丈夫です。
早起きが気持ちいいと感じてきたら、ストレッチや朝の散歩など軽い運動を取り入れてみると、なおGood! 体が慣れてきたころには、あれこれとやりたいことが浮かんできているはずです。もちろんスキルアップのための勉強や読書などにも最適の時間です。
朝活を続けるための3つのコツはこれだ!
朝活が続けられない人はいわゆる「完ぺき主義な人」。いきなり高い目標を掲げて、なんとしてもやり遂げようと自分を追い詰めた結果、疲れてしまうことが多いのです。特に朝活を始めたばかりの時は無理せず続けられることを意識して。
そのほかに朝活を長く続けるコツは3つ。
・寝る前にスマホやパソコンの画面を見ない
・起きたら太陽の光を浴びる
・二度寝を想定したスヌーズはNG
スマホやパソコンから発するブルーライトはとても強い光で網膜まで届き、眠りを促すメラトニンを抑制するといわれています。結果、寝つきが悪くなったり睡眠の質が落ちたりすることも。ベッドの中でスマホを見る癖のある人は注意しましょう。
そして、起きた時には窓辺に行きカーテンを開けて太陽の光を浴びましょう。できれば窓も開けて新鮮な空気を胸いっぱい吸い込んでください。体中の細胞が朝の「気」を取り込み活性化します。
最後に、早起きが苦手な人に限って利用するスヌーズ機能。一度アラームを止めても「まだ寝られる」という安心感から二度寝をしてしまい、起きることが余計つらくなります。目覚ましが一度鳴ったらサッと起きる習慣をつけた方が結果的に楽なのです。
いかがでしたか? 朝活へのハードルは意外と低いですよね。一日の始まりを少し早くして、やってみたかったこと、楽しめることを始めれば、毎日の生活に想像以上のゆとりが生まれます。新しい季節に始めるにはピッタリの新習慣ではないでしょうか。